昨日の自民党総務部会。

 

私からは、NHKで無くならないパワハラセクハラの根絶と、来年度予算が赤字見込みなのにNHK職員から理事になった人達の高額報酬について、NHKに質問しました。

 

NHK職員から理事に選任されると、NHK退職金約4000万円+理事報酬2200万円×2年+退職金1000万円と、2年で1億円近い収入となります。

 

その後も、理事経験者はNHK子会社の役員を渡り歩くことが多く、相当の収入となります。

 

この点について指摘したところ「平成8年に比べて役員報酬は20%以上減っている」とNHKは説明しましたが、平成8年はサラリーマンの平均年収がピークを迎える前年で、これと比較すること自体、恣意的な数字であり、NHK職員出身者の理事報酬について何も考えていないということ。

 

また、4K8K放送の新CASチップについても質問。

 

これまではスクランブル放送解除のためのB-CASカードが、放送事業者+メーカー負担だったのに、新CASチップでは国民に説明の無いまま消費者負担(国民負担)に変わっていることについて指摘しましたが、NHKは明確な答えを示しませんでした。

 

全く説明が不十分ですが、今日に至るまで追加の説明もなくNHKは放置しています。

 

NHKは公共放送として健全性を保つべきであり、保てない部分についてしっかりと国会内外で追及していきます。