日本外交は「蚊帳の外」論の人は、何を言っても真実から目を背けたいのかもしれないが、昨日のTBS報道特集の金平茂紀氏の決めつけコメントはひどかった。

「南北朝鮮の両トップが手を繋ぎ、徒歩で一緒に分断の象徴である軍事境界線を越えていくのを見て、歴史とはこんな風にして劇的に動くのかと感慨を抱いた人も多いのでは。
蚊帳の外の日本にいてそう思いました。」

日米の緊密な連携により日米以外の国々も参加し北朝鮮に圧力をかけ続けていることは、何と昨日朝日新聞も報道している。

各国との外交上のやりとりの詳細は明かせないが、報道されている事実からだけでも日本が、動き始めた東アジア外交を主導していることがわかるだろう。

私が会談した複数の米軍幹部は安倍外交を積極的に評価していたし、外交筋もそうだ。

松尾貴史氏がツイッターで、柴山昌彦総裁特別補佐による安倍総理の東アジア外交の主導についての解説をあざ笑うかのようなコメントを発していた。

まあいずれ真実はわかると思うが、その時にはどんなコメントを発するだろうか。

日米外交に携わり、その中身を知る人物の発信まで頭から否定するのは、自分達にとって都合が悪いからなのだろうか。


『北朝鮮の「瀬取り」、米豪加軍が嘉手納基地拠点に監視へ』(朝日新聞)