裁量労働制について野党は猛反対しているが、これは勤労者(労働者)の意見を本当に反映しているのだろうか。
ちなみに私がいた当時のNHKでは、残業代が払われる「一般職」から、裁量労働制の「専任職」になった際に給料は上がるとともに、勤務時間の自由度が増した。
アナウンサーでも取材にかなり行っていたので、こうした制度は有難かった。
企業によってもそうした特性を持つ企業はあるし、実際に勤労者からそうした声も聞いている。
裁量労働制の導入にあたっては、労使協定の締結か労使委員会の委員の5分の4以上の多数による議決が必要。
すべての企業に無条件で裁量労働制が導入されるかのような議論を展開する野党はおかしいのではないか。
もちろん無謀な長時間労働は規制されるのは当然であるが。
『企画業務型裁量労働制』(厚生労働省)