朝日新聞の今朝の一面トップ。

前川喜平・前文科次官が一方的に言っている内容を掲載。

前川氏以外に裏付けは取れていない。

これでは、前川氏が恣意的に何を言っても、裏付けを取らずに記事にできることになる。

朝日は文書問題で、前川氏が持ち込んだことを隠し、「どこかから手に入れた文書」を前川氏に確認するという、前川氏に一人二役をやらせる禁じ手を使った。

そして、今日の一面。

朝日の心ある記者に問いたい。
これでは朝日が痛手をこうむった過去の繰り返しではないか。

前川氏の文書や証言の嘘が証明された場合にどうするのか。

社が潰れるほどの大騒動になる。

もし前川氏の証言や文書の存在を証明したいのなら、ダブルチェックをすべきではないか。

前川氏が信用できないのは、昨日のTBSラジオで、自分がメディアに文書を持ち込んだことを隠し、「現職のときに確実に手に取って見た文書だ。存在している」と話していることでも明らか。

朝日自らがよく知っていることではないか。

ジャーナリズムの基本に立ち返るべきだ。

これでは「朝日はプロパガンダ紙」と言われても反論できないのではないか。


『「総理は言えないから私が」と首相補佐官が…前次官証言』(朝日新聞)