今日のテレビ朝日「モーニングショー」の、教育勅語に対する一方的な議論がひどかった。
 
民進党の初鹿衆議院議員が質問主意書で「教育勅語本文を学校教育で使用することを禁止すべき」と述べたこと自体、憲法で保障される学問の自由、教育の自由をも奪おうという暴論であるが、これをゲストたちは皆で肯定。
 
教育勅語を、憲法と教育基本法に反しないよう配慮して授業に活用するのであれば、学校の教育方針、教育内容に関するものであり、教師にも一定の裁量が認められることは明らか。
 
憲法や教育基本法とは何かということをご存じないのではないか?
 
事実を直視せず感情的で一方的な論に終始することは、放送法第4条の趣旨に反するし、ワイドショーにおいても社会問題については私はジャーナリズム精神があると信じているが、そのかけらもないひどい内容だった。