籠池氏の証人喚問での発言で偽証の可能性が出てきました。

 

証人喚問では、100万円を郵便局で振り込みした際、受領票に学校職員がまず「安倍晋三」と書き、それではだめだと郵便局員に指摘され「匿名」と書き、それもだめで「森友学園」と書き直したと籠池氏が述べています。

 

その過程で、郵便局にいる学校職員から学園にいる副園長(籠池氏妻)に電話をかけた、と証人喚問では述べています。

 

今日のフジテレビ「グッディ」は、

「新疑惑 籠池氏100万円振込用紙で偽証? 独自に筆跡鑑定」のタイトルで、受領票の筆跡鑑定を日本筆跡鑑定人協会会長の根本みきこ氏に依頼。

 

すると、受領票に書かれている字である

    「大」は、90%の確率で籠池氏妻の筆跡と一致

 「安倍晋三」は、籠池氏妻の筆跡と似ている

   「匿名」は、90%の確率で籠池氏妻の筆跡と一致

 「森友学園」は、籠池氏妻の筆跡ではない

となりました。

 

すなわち、学校職員が全て書いたものではないということになり、この鑑定でわかったことが事実であるなら、籠池氏の証人喚問での発言は偽証ということになります。

 

では、誰が郵便局で振り込みをしたのか?

学校職員ではなく籠池氏の妻なのか?

その場合、「森友学園」と誰が書いたのか?

 

証人喚問で籠池氏の補佐人を務めた山口貴士弁護士はツイッターで「森友学園」については、当初「郵便局員が書いた」と説明していましたが、その後「職員が書いた」と訂正しています。

 

籠池氏側が述べる100万円の寄付について、説明のほころびが出てきました。