マティス米国防長官と安倍総理の会談で尖閣諸島に日米安保条約が適用されることが確認されたが、尖閣は日本固有の領土であるので本来は当たり前のこと。

それが日米で確認をしなくてはならなくなるまで、中国に押し込まれている。

まさに中国による、他国の領土領海をかすめ取る「サラミスライス戦略」が効いてきているわけだが、民主党・菅直人政権時代、海上保安庁の巡視船に突撃した漁船の船長を丁重に帰国させるというメチャクチャな対応からの影響が大きい。

中国漁船の乗組員に対する軍事訓練は、欧米のメディアでも報道されるほどの常識。

中国の尖閣強奪に向けた動きはエスカレートしており、それをさせないために手を打つべく、今、政府は苦心している。

「中国漁船が領海に侵入したけど毎度のことだから」という国民の慣れが一番恐い。
今、中国は、これを中国公船→軍艦でやってきている。

中国による沖縄での中国に有利な世論工作、分断工作については公安調査庁も指摘しているところだが、国民が断固として中国の工作や戦略に乗らない意思を持つことが、領土領海を守るうえで重要である。
 
 
『日米安保条約の尖閣適用を確認 マティス国防長官、中国念頭に「日本の施政を損なおうとする行動に反対」』(産経新聞)
http://www.sankei.com/politics/news/170204/plt1702040002-n1.html