石巻の大川小学校が震災遺構として保存されることになった。


二度とこのような悲劇を起こさないため、原因究明をしっかり行なわなければならないが、大川小学校事故検証委員会は調査も報告書も不十分。
まず何よりも科学的調査が欠けているので、あいまいな部分が多い。


保存を機に再調査をすべき。原因をしっかり究明しなければ、また同じことが繰り返される危険性がある。


学校事故については、運輸安全委員会のような法律に基づいた強制力を持つ調査機関が必要であり、当事者に事実に基づいた証言をさせること、ご遺族の疑問や指摘を直視しながら調査が出来るようにすべきである。


全国の学校では自殺も残念ながら相次いでいる。
あいまいな原因究明では何も変わらない。


引き続き、大川小学校をはじめとした不十分な学校事故の調査についての再調査と、強制力を持つ調査機関の設置を求めていく。


『宮城・石巻市 津波被害の小学校を保存へ』(日本テレビ)