本日の予算委員会質疑その2。


7日に公表された国連女子差別撤廃委員会の最終見解について聞きました。


まず、女子差別撤廃委員会が事前に日本側に提示した最終見解案に、日本の皇位継承権が男系男子だけにあるのは女性への差別だとし皇室典範の改正を求める記述があったとの報道があったが、事実かどうかを質問しました。


岸田外務大臣は答弁で、そうした記述があったことを公式に認めました。そして、抗議をしたところ最終見解には記述されなかった、との答弁でした。


私はこの国連女子差別撤廃委員会の最終見解案の事実に驚愕しました。

日本国の成り立ちや歴史、伝統、精神性についてあまりに無理解であるだけでなく、一国の皇位継承権にまで言及する、こんな事は断じて許せません。


さらに、政府は対処を考えているかと聞きましたが、外務大臣は、これからも日本の皇室制度のあり方等についてしっかりと説明をし理解を得るべく努力を続けていきたい、との答弁でした。


「皇室制度」という発言はどうかと思いますが、今回においては政府は必要な行動をとり、国連女子差別撤廃委員会の異常な行動を阻止したことになります。