先程、次世代の党と、新党改革、日本を元気にする会の3党と、与党との修正協議がまとまりました。
明日、5党の党首会談を行い、正式に合意します。


与党は、我が党などが求めていた、国会による例外なき事前承認について、法案の修正はしないものの、閣議決定で法案修正と同様の内容を担保することになりました。


1点だけ今後の5党間協議にゆだねられていますが、集団的自衛権を行使できる存立危機事態などの際に、政府が勝手に自衛隊を動かすのではないかという懸念は、全て国会の事前のチェックが入ることによって払拭されます。


つまり、「戦争法案」などとのレッテル張りが行われていますが、個別的自衛権以外においては、国会が事前に認めなければ何も出来なくなりますので、批判は当たらないことになります。


さらに合意では、国会が自衛隊の活動終了を決議したときには、政府は速やかに終了措置を取ることになっており、完全に国会のコントロールが効くことになります。


その他にも、国会審議で取り上げられていた、核兵器や劣化ウラン弾を輸送するのではないかという懸念についても、明確に行えないことが、閣議決定によって担保されます。


我が国にとって必要な安保法制が、10党中5党の賛成をもって成立することになります。