写真の気仙沼の商工岸壁のように、わけのわからない愚策が巨大防潮堤事業。形状だけでも工夫して欲しいと質疑でも取り上げたが変更されず。これでは海が見えずかえって危険。

先月末の地方消費者特別委員会の質疑では、防潮堤事業の一ヶ所あたりの、当初予算からの増加額を問いましたが、なんと100億を超える増加があったり、当初計画の約5倍になっている場所もありました。

しかも国土交通省は、さもその増加額は適正だと言わんばかりでしたので、連休明けの国土交通委員会でごりごりやります。

被災地ではこうした巨大事業による建築資材と人件費の高騰で、一般の住宅再建費用が上がっており、土地込み2000万円で出来るはずだったものが3000万円近くになっている例もあります。

何が優先なのか?
厳しく問わないといけません。