昨日の憲法記念日。左派メディアや憲法改正反対派からは、現行憲法の「三大原則」を守れ!ということが喧伝されました。特に「戦争放棄(平和主義)」の観点からです。
しかし、皆さんは現行憲法の「三大原則」は、戦後「護憲派」が作りだした恣意的な呼び方だということをご存知でしょうか?
皆様お分りのとおり、現行憲法のどこにもこれらが三大原則だということは書かれておりません。
しかも、政府が昭和22年に、現行憲法の内容解説のため作った中学校社会科の副読本「あたらしい憲法の話」では、憲法の前文に示された原則として「民主主義」「国際平和主義」「主権在民主義」が挙げられています。すなわち「国民主権」「基本的人権の尊重」「戦争放棄(平和主義)」ではないのです。
また、本文の解説では、六大原則となっています。それは、「民主主義」「国際平和主義」「主権在民主義」「天皇陛下」「戦争の放棄」「基本的人権」です。
さらに、大学などで憲法を体系的に学ばれた方は特にご存知だと思いますが、基本的原則は無いという説もありますし、社会権や議会制民主主義が入るという説もあります。すなわち、「三大原則」は一つの説にすぎず、戦後、護憲派の憲法学者を中心に喧伝され広められた極めて政治的な意図を持つものなのです。
なぜ、政治的意図を持つのか。私は三大原則ではなく、六大原則を紹介したうえでその他種々の説があると教えるのであれば理解できないこともありません。
しかし、なぜ護憲派が三大原則を喧伝したかということを読み解くと、この三つだけは憲法の「原則」なので変えてはいけないということにつなげ、憲法改正派に9条改正をさせないという意図のもと生じたものなのです。
これらの経緯は、八木秀次先生の著書「日本国憲法とは何か」にもありますが、護憲派の喧伝をうのみにし教科書に載せてしまっている出版社や(執筆者が護憲派というのはありますが)、メディアは、憲法改正派の憲法学者の論拠なども参考にしながら、正しく現行憲法を解説して欲しいものです。
戦後教育や護憲派による教育によって思い込まされていることは、憲法の歴史や内容、他国の憲法と比較するなど、憲法を知れば知るほど嘘だということがわかります。
私も今後、護憲派が喧伝してきた嘘を、さらに書いていきたいと思います。
しかし、皆さんは現行憲法の「三大原則」は、戦後「護憲派」が作りだした恣意的な呼び方だということをご存知でしょうか?
皆様お分りのとおり、現行憲法のどこにもこれらが三大原則だということは書かれておりません。
しかも、政府が昭和22年に、現行憲法の内容解説のため作った中学校社会科の副読本「あたらしい憲法の話」では、憲法の前文に示された原則として「民主主義」「国際平和主義」「主権在民主義」が挙げられています。すなわち「国民主権」「基本的人権の尊重」「戦争放棄(平和主義)」ではないのです。
また、本文の解説では、六大原則となっています。それは、「民主主義」「国際平和主義」「主権在民主義」「天皇陛下」「戦争の放棄」「基本的人権」です。
さらに、大学などで憲法を体系的に学ばれた方は特にご存知だと思いますが、基本的原則は無いという説もありますし、社会権や議会制民主主義が入るという説もあります。すなわち、「三大原則」は一つの説にすぎず、戦後、護憲派の憲法学者を中心に喧伝され広められた極めて政治的な意図を持つものなのです。
なぜ、政治的意図を持つのか。私は三大原則ではなく、六大原則を紹介したうえでその他種々の説があると教えるのであれば理解できないこともありません。
しかし、なぜ護憲派が三大原則を喧伝したかということを読み解くと、この三つだけは憲法の「原則」なので変えてはいけないということにつなげ、憲法改正派に9条改正をさせないという意図のもと生じたものなのです。
これらの経緯は、八木秀次先生の著書「日本国憲法とは何か」にもありますが、護憲派の喧伝をうのみにし教科書に載せてしまっている出版社や(執筆者が護憲派というのはありますが)、メディアは、憲法改正派の憲法学者の論拠なども参考にしながら、正しく現行憲法を解説して欲しいものです。
戦後教育や護憲派による教育によって思い込まされていることは、憲法の歴史や内容、他国の憲法と比較するなど、憲法を知れば知るほど嘘だということがわかります。
私も今後、護憲派が喧伝してきた嘘を、さらに書いていきたいと思います。