地元紙「河北新報」のメインコラム「河北春秋」の内容にあきれる。

一側面だけを切り取り、社会に出て右も左もわからない新人記者が書いたような内容。
まさか新入シーズンなので新入社員に書かせたわけでもないだろう。

このコラムは「またとんでもない言葉がよみがえったものだ」との書き出しで、「八紘一宇」の言葉を使った議員を批判し、「八紘一宇」は「植民地支配と侵略を正当化するために使われた」と述べているが、「八紘一宇」は日本書紀に記述があり、「一つ屋根のもとで家族のように仲良く暮らすこと」との意味で、この言葉により日本によるユダヤ人救出がなされた。

当時の人々は「八紘一宇」が植民地支配や侵略のスローガンに使われてたとは思っていないし、この論理は東京裁判で一方的に日本に罪を押し付けるためにアメリカをはじめとする連合国によって持ち出された論理である。

その後の日教組教育により「八紘一宇」=「悪」という論理が日本人に刷り込みのように行われたが、まさにこれはアメリカが狙ったことであり、戦後レジームそのものである。

また、私の国会質疑でも政府は「植民地支配」「侵略」については定義できないとの答弁と政府見解を示しており、終戦までに日本がアジアで行った行為は欧米的な「植民地支配」「侵略」と全く異なるもの。

「河北春秋」も、一側面だけで読者に刷り込みを行うのではなく、歴史的背景や「八紘一宇」の本質を述べたうえで論評すべきだ。

http://sp.kahoku.co.jp/column/kahokusyunju/20150409_01.html