本日の参議院予算委員会質疑。


村山談話で述べられている「侵略」「植民地支配」の文言について、「定義できない」との政府答弁書を受けて、本日さらに質問。


「定義できないけど趣旨がわかれば」と岸田外務大臣の答弁。
その後のやり取りでも「定義できないけど・・・」と玉虫色の外相答弁。


定義できないものを総理大臣が談話として広く発出するということは有り得ません。
であれば、戦後70年談話にこうした文言を入れるべきでないと安倍総理に質問。
総理は、直接言及せず「世界に発信できるようなものを英知を結集して考え、書き込む」と答弁。


しっかり攻めきれなかったのは申し訳ありませんが、村山談話の曖昧さは明らかにできたのではないかと思います。



次に、外国人留学生が給付型奨学金で優遇される一方で、日本人大学生は貸与型奨学金の借金を背負い社会に出ていかなくてはならないので、日本人大学生にも給付型奨学金をと文部科学大臣に質問。


これについては、文科大臣から創設を検討したいとの前向き答弁。



最後に、国と宮城県の調整不足により1億円近い追加費用が必要になった気仙沼市野々下海岸の防潮堤について質問。


ここでは、国と宮城県の防潮堤が混在し、先に作った国の防潮堤が三角形、後から作る宮城県の防潮堤が台形のため、つなぎ目が合わず全体の構造も合わせなくてはならないため8200万円の追加費用が生じるというとんでもない事態を質問。


林農林水産大臣より答弁。県より台形にするとの相談が全く無かったとの答弁。

じゃあ国の責任なのか県の責任で誰が責任を持つのかは、時間切れで質問できず。
こんなことが安易に認められれば、総額1兆円になるとみられる巨大防潮堤予算がさらに膨らみ恐ろしいことになります。


今後も見直しに向けて行動していきます。