民主党新代表に岡田克也氏が選出されたが、代表選での演説を聞いていると、民主党はより左派色が強まるのではないかと思う。


岡田氏は、安倍総理の憲法改正に対する発言や姿勢を批判し、安全保障基本法の制定についても反対と述べた。
私は岡田氏のこの発言を聞き、今、何が我が国にとって必要なのか、やるべきことなのかよりも左派的理念が優先していると感じた。自民党時代、党是である自主憲法制定の旗のもと戦って議席を得たことは過去のことなのだろうか。


また、新聞のインタビューで自身の政治姿勢について「一番ぴったりくるのは昔の自民党宏池会(宮沢派)ではないか」と述べているが、自民党時代、竹下派から立候補したのも過去のことなのだろうか。


そして、格差の是正について言及していたが、兄が経営するイオンの各地への進出で、地方の商店街が潰れてしまい格差が増長されていることも関係ないことなのか。


こうした疑問があるが、全ては我が国のためにどのような政策を打ち出し実現を目指すか。左派色が強まるのではと思うが、岡田克也新代表が「対自民」だけでなく、国政課題にどのような姿勢で臨むのかを見極めたい。インタビューのように建設的議論になれば良いが。


民主党代表選 岡田克也氏インタビュー(産経新聞)

http://www.sankei.com/politics/news/150110/plt1501100008-n1.html