中国が年末に及んでも、挑発行為を行っている。
我が国は平和を希求しているのに、隣国がこのような行為を繰り返すのは許しがたい。


この記事(朝日新聞)の最後の2行は意味不明だが、中国軍艦の動きを受け、我が国の領土である尖閣を守るために自衛隊が行動するのは当たり前のこと。
国家は、断固として領土を守り国民を守ることが使命。


戦後、竹島を盗られ、北朝鮮による拉致被害者を生んでしまったことは、国家として取るべき行動を取らなかった、取れなかったから。それは憲法9条が存在し、改正されてこなかったからである。

特に政治家は深く恥じ入るべきであり、私はこのままでは国民や自衛隊員の血が流れてしまうと心から危惧している。


私の国会質疑などからも明らかになっていますが、現行憲法では、いかなる時も外国に拉致された国民を日本自ら奪還することが出来ず、相手の攻撃に対しては、第一撃があってから(もしくは、攻撃が今、明らかに行われようとしている時)でないと、自衛隊は反撃できません。
すなわち、現行憲法では、国民が犠牲になり自衛隊員の血が流れる可能性があるわけです。


そうした事態を防ぐための外交交渉も、いざと言う時に国民を奪還できる、領土を侵略しようとする敵を撃退できる国防力と憲法があってこそ、交渉力を持って平和裏に行うことが出来ます。


尖閣に挑発行為を行うような行為を許してしまうのも憲法9条があるからです。中国は憲法9条について綿密に研究していますし、北朝鮮が日本人拉致を民間が行ったと言わずあえて「国家による犯罪」と言ったのも、憲法9条の制約により国家間の問題にしてしまえば手が出せないことが分かっていたからです。


憲法9条があるから平和が守られてきたのか、9条があるから国民が拉致されこのような挑発行為を許してしまうのか、9条至上論に惑わされず真剣に考えなくてはなりません。


真に平和に国民と領土を守るために何が必要か、今こそ国民も政治家も打つべき手を打たなくてはなりません。



「中国軍艦2隻が尖閣に最接近」(朝日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141230-00000004-asahi-pol