昨日、みんなの党の火山噴火災害対策本部で、御嶽山噴火に対する施策について政府への要請を行いました。
対策本部の立ち上げは私が提案し、情報収集と会議を行うとともに、1日に関係各省庁から初動体制及び現状被害状況のヒアリングを行って要請書をまとめ、昨日2日に山谷えり子防災担当大臣へ要請を行ったものです。

主な内容としては、
・被災者・安否不明者の救助を、警察、消防、自衛隊など、行政機関の総力を結集して行うこと
・全国の活火山について、危険度を至急調査し、国民に周知すること...
・火山防災情報の発信については、空振りを恐れず人命第一で行うこと
・被災者やご遺族に、精神的、身体的ケアの支援を十分に行うこと。
・農業被害や観光被害への積極支援を行うこと
です。

私は、防災や災害情報に長年携わってきた人間として、先月11日前後の火山性地震で特異な数値や傾向が出ていたことから、事前に噴火警戒レベルを引き上げて火口周辺の立ち入り規制を行うべきだったと考えています。
また、現在も各地の火山において、急な噴火の兆候を捉えた場合でも登山者に周知する手段は山小屋を中心とする情報に限られることから、防災無線やサイレンを導入するなど緊急時の周知方法の構築をしていかなくてはなりません。
気象庁の観測への予算が少ないことも併せ、国会審議で改善をしていきます。