末次一郎先生門下「新樹会」東北セミナーが開催され、参加いたしました。

「日本の領土問題と国家主権を考える」をテーマに、
まず、新潟県立大学教授の袴田茂樹先生から基調講演をいただき、
北方領土問題の現状分析や国家の主権とは何かについて考えました。

韓国KCIAが東ベルリン在住の韓国人を拉致し韓国に連れ去った際、
西ドイツが国交断絶も辞さない姿勢で東ベルリンへの韓国人の帰還を求めた東ベルリン事件を題材に、
国家の主権とその侵害について考察しました。

北朝鮮による日本人拉致問題は、明らかな国家主権の侵害であるとの姿勢で臨むべきものであることなど、
交渉の前提とすべきものは何なのかを改めて考えさせられました。

その後、「憲法改正への道筋」をテーマとしたパネルディスカッションに、中山耕一宮城県議、元仙台市長の梅原克彦先生とともに参加しました。

このディスカッションで私は、国家の主権を守る観点からも、拉致被害者を奪還できない憲法の問題点や改正の必要性や、GHQの強い圧力のもと制定された現行憲法は、国家の主権の観点から疑問が残ることなどを指摘しました。

会場には約100人の同門の方々が集まり、その後の懇親会でも日本の将来について熱く語り合いました。
日本人の手による真の日本国憲法制定と、子や孫の代も未来永劫繁栄する日本国にするために、引き続き戦ってまいります!