今朝、広島の土砂崩れの現場に入り、住民の方や避難している方にお話を伺ってきました。

今朝は雨が断続的に降っており、自衛隊が奥まで入っていけません。
写真のように、水も抜けず大量の土砂が流れ出しています。一刻も早く行方不明の方を救出したいのですが雨が作業を遮ります。とても悔しいですが、土砂は腰の高さまで積もっていて二次災害の危険があります。しかも、真砂土という砂のような土が混ざっています。自衛隊の指揮官に話を聞くと、雨と土砂との本当に厳しい戦いになっています。
行方不明の方の救出に向け、自衛隊の方々にはお願いと激励をいたしました。

避難所でお話を聞くと、昼は暑い一方、夜は寒かったりするので、健康面のケアが必要と感じました。巡回などで医療支援は受けられているとのことですが、高齢者や子供も多く、適切な支援を行わなくてはなりません。

そして、日中は家に戻る方もいますが、坂を登っていくため、重い水を持って登らざるをえず、道路の復旧も平行して行うべきです。

こうしたことを政府に伝え、要望を行います。直接やれるものや直接つなげるものは直接つないで、被災された方々が生活を取り戻せるよう手を打っていきます。