本日のフジテレビ「日航機墜落 30回目の夏」は、号泣号泣でした。
生存者の吉崎さんの証言を改めて克明にドラマ化するとともに、ボイスレコーダーを詳細に分析しようという試みは、NHKなど他の報道機関が取り組まないなかで、しっかりとした取り組みであるとともに、悲劇の真実を少しでも明らかにしようという番組でした。
事故で亡くなられた方が極限で書き残した家族へのメッセージなど、生きるとは何かを涙を流しながら考えました。

ボイスレコーダーの解析自体には、新事実はあまり含まれませんでしたが、解析技術の進歩とともに様々な事が分かるという、示唆に富んだ検証でした。

私も航空機事故に関連する書物を多く読んできました。
日航機事故においては、圧力隔壁の損傷がどう起こったのか、垂直尾翼がなぜあれだけの損傷を受けたのか、未解明の部分は多くあります。二度と同じ悲劇を繰り返さないために、語り継ぎ、検証が不十分な部分を明らかにしていかなくてはなりません!