本日は、みんなの党青年局のACTION11で福島へ。
ACTION11は、被災地で見た課題をそのままにするのではなく、改善につなげていく取り組みです。

先月は福島第一原発の敷地内に入って現状を確認しましたが、今回は、原発周辺の広野町、富岡町、楢

葉町、いわき市で、原発事故で影響を受けている方々や、復興に向けて頑張っている方々のお話を伺いました。

広野町では、有機無農薬栽培で米づくりをしている農家・新妻さんからお話を伺いました。広野の線量が低いこと、その一方で戻ってこない人々とコミュニティ。風評被害がある中、真に広野の米を評価してくれる方々に直販により販売するなど、米を売るための工夫について教えていただきました。


その後、楢葉町役場で住民帰還や復興に向けた計画について職員の方からヒアリング。
写真は、楢葉町の放射性指定廃棄物の仮置き場。どんどん溜まっていきます。
これをどう処理するのか、宮城県、栃木県などの放射性指定廃棄物の処理と併せ、根本的な解決を行うための提案や議員立法を、渡辺美知太郎参議院議員と立案中です。


そして、JR富岡駅へ。いまだに震災直後の変わらない様子が広がっていました。
三年以上経過しても手つかず。原発が事故を起こすと、こうした状況になります。


その後、いわきに戻り、仮設住宅に避難している方々を支援しているNPOや、いわき市議の吉田さんからいわきの経済や問題点のお話を伺いました。


福島においては、行政や政治が打つべき手を打てていないところも散見され、原発事故という特殊性を考慮しても、明らかに宮城県に比べて遅れているところがあります。


本当に帰還できるのか、避難されている方々が生活を取り戻すにはどうすればいいのか。秋の臨時国会で手を打っていきます。