昨日はシンポジウム「あなたはどう思う?マンモス防潮堤」に多くの方にきていただきました。
誠に有難うございました。

発起人代表の安倍昭恵総理夫人は、何度も現場に通われて現地の状況やお話を聞き、巨大防潮堤を見直さなくてはならないと声を挙げられました。そして今回は、お立場があって本来は難しいにもかかわらず、発起人代表を務められました。

誰もがおかしいと思っている巨大防潮堤。しかし、当初の計画が走り出してしまった中、ほとんど見直さず推進しようとする宮城県知事に対し、何とか見直しをして欲しいという声が日増しに強まっています。

費用対効果が全く計算されず、何を守るのかが明確でない場所もいくつもあります。

シンポジウムでは、住民の生活再建を最優先にするなかで、どうやって巨大防潮堤の見直しを図っていくのか、全国の事例などを聞きながら考えていきました。

人が高台移転して住まない気仙沼市小泉地区などは、高台移転の計画は防潮堤と関係なく進んでいることから、高台移転と防潮堤を切り離して考えるべきであることや、人が住む地域では何をどこまで守るのか、合意形成を丁寧に図っていくことで、パネリストの見解はほぼ一致しました。

賛成派(やむなし派)も見直し派も、住民が納得して合意できる形を望んでいます。

昭恵夫人からは、巨大防潮堤見直しに向け、賛成・見直しの両者がお互いが考えをぶつけ合う貴重な場を与えていただきました。
あとは、我々宮城県民がどう行動していくか。私は政治家としてもどう行動していくか。良い結論が得られるよう、変えるためには行動あるのみで、やるべきことをやって動かしていきます。