先週の文教科学委員会で、竹富町の教科書問題を取り上げました。
竹富町が法律の趣旨を無視し、八重山地区で採択した育鵬社の教科書ではなく、別の教科書を使っている問題です。

この問題に対し、私は竹富町が法律の趣旨を守らないのは極めて問題であると指摘したうえで、もし竹富町の懸念として、育鵬社の教科書は沖縄戦の記述が少ないということであれば副読本を採用すべきだと質問しました。

そして、昨日、文部科学省が竹富島に、竹富町が使いたい教科書を副読本として使ってはどうかと提案いたしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140417-00000049-nnn-soci

私は沖縄戦については真実をしっかり学ぶべきだと考えており、副読本などで、「最後の島守」と呼ばれ、沖縄県民を最後まで救おうとした島田叡(しまだ・あきら)沖縄県知事の話などを取り上げてはどうかと質問しています。

決まったことを排除するのではなく、足りないと考えれば補えば良いわけですが、竹富町は何か別の意図を持っているのでしょうか?