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2日目の今日は、小水力発電などの自然エネルギー活用の現場を視察しました。

百村(もむら)発電所は、田んぼの水路を利用した小水力発電所で、4基で1億円の建設費ですが、売電により年間800万円の利益を上げています。
農家は、土地改良事業など地域全体の水田の維持管理に負担金を払うのが通常ですが、この地域はこの利益により、ここ2、3年で負担金を払わなくても良くなるとのこと。
今の仕組みでは、売電することになりますが電力自由化となれば、地域の240軒分の年間電力をまかなうことも可能だということです。

そして、集落の道路の下に管を通し高低差を利用して発電する小水力発電所も見学。
約7億円の総工費で、年間800軒分をまかなえます。メンテナンスをしっかりすれば、80年は現設備で運転は可能ということで、30年ほどでパネルを廃棄しなくてはならない太陽光発電に比べて環境にも優しいということがわかりました。
この方式は、水路や川があり高低差が地域にあれば、都市部でも活用できる仕組みだと感じました。

この他、太陽光発電施設も見学いたしましたが、建設コストや少ないスペースで実現できる小水力発電に大きな可能性を感じました。