東京都知事選。舛添要一氏が当選確実。

低投票率の中、組織票が勝ったのと
無難な感じが無党派層の消極的選択肢になったと考えます。

一方、細川氏は勝つためにブームを作り出す必要があったのに、
ネットを含めイメージや主張を効果的に伝えられなかったと思います。
小泉氏の支援などブームを作れる要素があったのに戦略ミス。

田母神氏は、減税を訴え、危機対応力の強化など、政策的にもかなり有意義なものがありましたが、
立候補会見で、来るべき首都直下地震と自衛隊の対応力強化のみが強調され(マスコミは切り取って伝えるので言及する内容や回数を考慮しなくてはなりません)、
「元自衛隊幹部で保守色が強い」というイメージが先行してしまいました。
ネットはある程度使えていたと考えますが、
逆転するための有効な手を打てていませんでした。
残念ながら、戦略とブレーンの不足であったと思います。

いずれにせよ結果が出ましたので、
舛添要一氏がどう都政の課題に取り組み実行していくかに着目します。