本日、カンボジアのジャーナリストの方と意見交換を行いました。

写真右奥の方が、ソイ・ソピアップさん。
現在はカンボジア有数のインターネットニュース配信社の社主で、
国内への影響力が非常に大きい方です。

維新の会の阪口直人議員、新党大地の鈴木貴子議員と一緒に意見交換を行いました。
私を含め3人は日本カンボジア議員連盟に所属しております。

ソピアップさんからは、カンボジアの直近の選挙で野党より有権者登録について不正があったのではないかと抗議があり、その打開が図られていないことが紹介され、
阪口議員からカンボジア国民に交付されているIDカードの電子化などの提案がなされました。

鈴木議員からは、ネット選挙について質問。
カンボジアでは野党が効果的にフェイスブックを使って支持を伸ばしたということです。

私からは、カンボジアの医療制度について質問。
私の知人であり先輩である正井潔さんが、救急救命制度の構築と指導をカンボジア国軍とともに行っているのですが、病院に搬送しても医療費が払えないと診てもらえない状況について、どう考えているか質問しました。

ソピアップさんからは、政府も必要な措置を取ろうとしているものの財政難であることや、
いまだに地方の病院では医療器具などが不足しているとの話でした。
メディアとしても問題だと捉えているとのことでした。

一方、結核予防については日本の援助によってだいぶ効果がみられているとのお話が。
我々3人は、日本カンボジア議員連盟として、必要な支援が行われるよう行動していくとお話ししました。