本日、参議院国土交通委員会で、JR北海道の事故・トラブル問題に対する集中審議が行われ、質問に立ちました。

主に取り上げたのは、JR北海道の労使関係について。
JR北海道最大の労組・北鉄労と極左暴力集団・革マル派の関係について質しました。
北鉄労は、所属組合員が覚醒剤使用容疑で逮捕されたり、特急の運転席のATSをハンマーで壊したりと、常識では考えられない行動を起こしています。

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警察庁警備局長の答弁は、北鉄労と革マル派との関係については解明に向け調査中とのこと。

そこで、北鉄労の上部組織であるJR総連について革マル派との関係を質しました。
これに対する答弁は、
「JR総連については、極左暴力集団・革マル派の活動家が、影響力を行使しうる立場に相当浸透している」というものでした。
過去にも同様の政府の公式見解は示されていますが、現在もその状況にあるということが明らかになりました。

北鉄労はJR総連の下部組織ですから、普通に考えれば、革マル派が一定の影響を及ぼしていると考えられます。
鉄道の安全運行上看過できない問題ですが、政府は安全確保については総合的に図っていくとの答弁です。
引き続き、異常なことが起きないよう注視し、異常なことが起きれば追求していかなくてはなりません。

動画が、参議院インターネット中継アーカイブにありますので、お時間がありましたらぜひご覧ください。

http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=12789&mode=LIBRARY

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