「あの時、投げられなかったボールを投げた気がする」
昨日行われました、
全日本ライフセービング選手権・ビーチフラッグスで優勝をする事ができました!
大会に関わる全ての方々、
いつも僕を支えて下さる皆さんに心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、
仲間やレースに参加された選手方に最大の敬意を表したいです。
僕は今まで、試合の度に「練習と試合との自分の動きの違い」に
いつも落胆していました。
全豪選手権、世界大会で銀メダルをとった時だけでなく、日本の地区予選でさえ、練習通りで来た事は一回もありませんでした。
試合になると身体が硬直し、ホイッスルがなった瞬間、余計な事を考えてしまい、どうしてもスタートで練習の自分より遅くなってしまっていました。
「結果を出したい」「失敗が許されない」
そう思えば思うほど身体が硬直し、
最終的にボールが投げられなくなってしまった高校野球時代。
このまま一生、練習どおりに出来ずに終わるのでは?
そう思う度に、高校時代の恐怖が頭をよぎりました。
恥ずかしい話ですが、笑
僕はビーチフラッグスの試合前は、吐き気と尿意がとまらなくなるので、基本的にギリギリまでトイレの近くにいます。
昨日も決勝の前、僕は会場から少し離れたサーフビレッジのトイレの中にいました。笑
個室の中で、何十万回も繰り返してきたスタートの動きを身体の中で繰り返し、自分の心をコントロールしつづけました。
すると、30分くらいした時、練習の感覚が僕の身体に戻ってきて、
「これならいつも通りできる」と確信をもつことができました。
野球をやっていた11年を通じて、はじめての事でした。
皆さんのおかげで、僕は諦めかけていた「あの時投げられなかったボール」を、心の中で投げる事ができた気がします。
そして、「諦めずに、立ち上がり続ければ、いつかその時が来る」という事を身をもって体験する事ができました!
皆さん、そしてこの命を守る競技「ビーチフラッグス」と出会えて、僕は幸せです。
また、明日からも「ライフセービングの普及」「ビーチフラッグス世界一」という目標に向かい一生懸命あゆんでいきます。
これかれも応援をよろしくお願いします。
心の壁を越えたゾーーーーーーー!!!
和田賢一
諦めそうなった時に、文字にして自分を励ましつづけた、
「夢ノート」は2冊目に突入し、一冊目は僕の宝物になりました。
旅はまだまだつづきます。
☆本日の朝日新聞に、今大会の様子が記事になっているようです!!
是非、ご覧くださいませ。
I joined to notional lifesaving champ in japan yesterday!!!
its so fun time.
thanks for all of people cheering me.
ken