朝から車をレンタルし、愛媛に出張することになった。
朝食も取らずに車に乗り込み、一路愛媛へ。ただ、人間は正直なもので、やはり腹が減る。正確な名前は忘れたが、高速道路のパーキングにあるフードコートに入った。
昔、親父とドライブしたときは、必ずと言っていい程かけ蕎麦とソフトクリームを食べたものだ。その癖がなおらず、大人になっても運転しているときは、かけ蕎麦を必ずと言っていい程食べてしまう。
今回もそのつもりだった。ヤツを見るまでは。「家族蕎麦」。聞き慣れない名前だが、今まで見た中で一番大きなザル蕎麦だ。その風貌、オレを挑発しているようだ。「オレを平らげてみろ」と。
3人前はあるだろうその蕎麦を食べてる人はいるのだろうか、周りを見渡す。やはり、オレしかいないのか。よしオレが食べよう!!
出てきたヤツはやはりでかかった。これからお互いのプライドをかけた戦いが始まる。果たして勝者はどちらに・・・?

勝負は7分でついた。格が違ったと言う他ない。
オレはただの大きな器と化したヤツにこう言った。「家族蕎麦よ。もうひと回り大きくなってまた挑んで来いよ」と。

味はともかく、その勇気を讃えて1ポン。








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あれはもう15年以上前のこと、たった1度行っただけだが忘れられない蕎麦屋がある。

学生たちはもうすぐ夏休み。そこを訪れたのも中学3年か高校1年の夏休みだった。

その頃、姉が徳島県鳴門市大毛島に住んでいた。そして、夏休みを利用して一人で

遊びに行ったときの話である。


当時、大毛島と四国本土の間にフェリー(連絡船)があった。

散歩がてら一人でそのフェリーに乗り、四国本土に足を踏み入れてすぐに例によって小腹がすいた。

そして、フェリー降り場の近くにその”うどん屋”があったのだ。

店に入り、ざるうどん大盛りを注文する。

ざるうどんを食べた後、ふと店内を見渡すとざるそばの文字が・・・

そうか、蕎麦もあったのかと・・・残念な旨を店主に伝えた。

すると、ずっと無口であった店主の顔が一瞬で明るくなった。

そして、そこから熱く30分程度蕎麦の話で盛り上がった。


どうやら、土地柄うどんを主体に営業しているが、実は一番蕎麦にこだわっているみたいだった。

国産蕎麦粉のみを使用した蕎麦で、国産蕎麦粉は国内で蕎麦粉全体の1割程度しか流通していない

こと、色々な話をしてくれた。どれも、子供の自分にとっては新鮮な話だった。


そして、一通り話し終えた後、店主は「食べてみて」とざるそばをご馳走してくれたのである。

わりと満腹だったが、嬉しくておいしかった。

感激で、正直詳しい説明も蕎麦の香りもほとんど記憶にない。

店名も店主の顔も忘れてしまっている。今もそこにお店があるのかもわからない。


ただ、忘れられないことは、確かにそこに”蕎麦屋”があったということ。

遠い夏休みの思い出・・・





プロ野球の監督なら、絶対的なエースピッチャーも欲しいが、大崩れすることなく6回ぐらいを投げ切ってくれるピッチャーはありがたい存在と思うだろう。3,4番手のピッチャーといったところか。

蕎麦屋にもそんな存在がある。残念ながら、神戸で絶対的なエース的存在の蕎麦屋はまだ知らない。

ただ、どうしても蕎麦が食べたくて、でも失敗したくないときにおすすめな店がここだ。


”つるてん生楽”


非常にバランスのいい蕎麦を出してくれる。

蕎麦粉の香り、茹で具合、口当たり、のど越し、汁の味、どれをとっても高いレベルでまとまっている。


いつものごとく、せいろ大盛りを注文する。

ボリュームは大盛りであっても、それを感じさせない。

つるつるではなく、しゃば、しゃば、と3分で完食。

蕎麦湯をゆっくり堪能して店を後にした。

うまい。だが、もっと食べたい。

特盛を作って欲しい。わさびは生を出して、海苔があれば素晴らしい。


神戸で貴重な蕎麦屋なので、贔屓目含めて評価は、


3ポン


ちょっと評価が甘いかな~?







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日本橋公会堂近くのとある蕎麦屋に入った。ここは名誉のために店名は伏せておこう。
どこかで書いたが、俺は、黒かろうが白かろうが蕎麦はうまければいいと考えている。だが、これは・・・

これは蕎麦ではない。


期待に胸を膨らませて店に入った訳ではない。店前のサンプルの蕎麦が古く黒く汚れていた。
だいたい、サンプルを飾っている店でうまいところなんて行ったことがない。しかも、それが汚くなっていて平気な店の味なんて程度が知れている。
ただ、近くに蕎麦屋がなかったんだ。でも、どうしても食べたかったんだ。久しぶり蕎麦ではない。昨夜もしっかり食べた。でも、食べたかったんだ。

前置きが長くなったが、ざる蕎麦大盛を注文した。出てきた蕎麦を見た瞬間、なんだこのねずみ色したゴムみたいな蕎麦は、と心で叫んだ。最近はスーパーの惣菜でもこのレベルはないぞ。
そして食べてすべてがわかった。これは蕎麦ではない。ちょっと色の入ったそうめんなんだ。

こうして、そうめんのような蕎麦を3分で平らげたのである。

評価は?あえて付けるなら、

0.01ポン。

仕事帰りに蕎麦を食べて帰ろうかな。





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東京銀座の蕎麦屋にふらっと入る。店の外観から美味そうな雰囲気が漂う。ただ、昼時にもかかわらず客はまばら。ハズレかと不安がよぎる。
さっそく、もりそば大盛りを注文。意外と少ないザルが来る。続いてもうひとザル。大盛りはふたザルの意味だった。こんな蕎麦屋はたまに見かける。
蕎麦は細く予想より蕎麦粉が多めに入っていた。たれはかなり濃い。このような蕎麦の食べ方は蕎麦の先っちょに少したれを付けて、口の中でからさを調整する。たまにこの食べ方を通の食べ方と勘違いする人がいるが、純粋に江戸の蕎麦はたれが濃いかったからに過ぎない。
味はうまい。疲れたときのこの蕎麦はたまらない。残念なのは、麺が細過ぎるのと、のりがないこと。もうちょっとボリュームが欲しかった(それはオレだけか…)。所要時間3分。あまりにあっけなく終わってしまった。
結果は1ポン。もうちょっと頑張れば3ポンも夢じゃない。






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ざるそば(大盛り)を注文する。

細い麺で喉越しがすばらしい。仕事で疲れた後の一口目のビールを思わせる。

空腹時に行くときは注意を要する。食べ終わるのに2分はかからない。
ちなみに、この日はさらにざるそば1人前を注文しお店から失笑が漏れる。

欲を言えば、ねぎをもう少し多めにし、きざみのりがあればよかった。

評価をすると、5ポン満点中2ポン。


いつかは5ポンの蕎麦に出会いたい。
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