ThinkPadのトラックポイントがないと生きていけない体なので、
趣味の悪いキーボードを買いました。

 

TEX Shinobi / JIS / HotSwap です。

 

 

これを、Kailh Deep Sea Silent Pro Box / Tactile Whale の組合せで組みました。

 

こんな記事にたどり着く人は、Shinobiについてはご存じでしょうから、

今回はネットには書いてない細かい話について書きます。

 

組み立てに関しても、センチュリーダイレクトさんのページの通りに組めば特に問題ないので、

細かくは書きません。

 

 

 

正面PCB

適当にキーがついてますが気にしないでください。

 

参考までに、

 

左下: Durock T1 Shrimp / Silent Tactile / 67g 
アーリータクタイルで、力はいるが一度押してしまえばスコっと落ちる。

気持ちいいが、比較的高価。Shinobi用に全キー用意すると1万超える。

 

左上: Kailh Midnight Silent V2 Switch / Tactile / 55g 
スプリングもタクタイルの山も軽く、安いが、良くも悪くも"優等生"

現状国内のショップでは欠品。アリエク等なら在庫有。おそらく廃盤。

⇒廃盤ではないようです。しかし売切れと入荷を繰り返しているようで、人気のようです。

 

 

右下: Gazzew Boba U4TX / Thocky Semi Silent Tacktile / RGB / 62g

チャキチャキと擦れる感触あり。

在庫はどこのショップも消滅気味。廃盤。

 

右上:Gazzew Boba U4 / 62g / Tactile
スイッチ単体では戻りに引っ掛かりを感じるが、キーボードにつけると感じない。

U4TX同様、在庫消滅気味。廃盤。

 

 

採用: Kailh Deep Sea Silent Pro Box Switch Whale / Silent Tactile / 40g

 

Midnight silentに比べると、軽いはずだが、
タクタイル感も大きいが、底打ち音も大きい。
先のT1 Shrimpと比べても、全域でもっさりと重く、力がいる感じがする。

恐らく、タクタイルの山が比較的沈み込んだ先にあるためと思われる。

重めのリニアにタクタイルの山が入った感じ。

 

 

裏面PCB

恐らく、PCB自体はUSとJISで共通と思われます。

両方持ち合わせていないので憶測ですが、その理由として

 

 

左右ALTやエンター周辺など、JISとUNでキーの位置がずれる箇所は、
HotSwapソケットを、JIS用とUN用でそれぞれ配置しているためです。

 

K81とK81Aとご丁寧に書いているあたり、PCBはJISとENで共用し、

スタビライザーの配置とフレームを作り分けることで、キー配列を作り分けているものとみられます。

 

まあ、わざわざ販売数の少ないキーボードでPCB作り分けてたらコストが莫大になるからでしょう。

 

ただ、電気的やプログラム的に有効化されているかは、調べていないのでわからないです。

配列の入れ替えは自己責任でお願いします。

 

ShuraのHotSwapもJIS化出来る事が確実なら買うんだけどなー

 

なお、HotSwapソケットはKailhのものです。

 

 

M-Left、M-FN、M-Rightキーです。

ThinkPadの左右クリック、スクロールキーです。

 

 

これらのキーだけは、出荷時点でCherry MX LowProfileスイッチがはんだ付けされています。

交換しようとすると、まずはんだを飛ばす必要がありますし、

つけられるスイッチも、MX LowProfileの銀軸か、互換のTTC KS32の赤・茶・青しかないです。

 

ここは、通常のMXか、せめてロープロでもChoc V2とかにしてほしかったです。

 

タクタイル派で、普通のThinkPadに慣れた人間からすると、
左右クリックとスクロールにリニアキーを採用するのは違和感を覚えます。

 

本物ThinkPadに慣れている人からすると、左右クリックキーは通常キーとの高さの差が激しく、

正直使いづらいです。

 

実際のThinkPadを考えた時は、左右クリックとスクロールキーは沈み込みが浅く、
その点を再現しようとしたのでしょうが、高さの差が激しくなるぐらいなら、

正直普通のMXにするか、かさ上げしたうえで普通のタクトスイッチでも入れてほしいです。

 

ていうかYodaⅠ、YodaⅡ、Kodachiは普通のMXだったはずなのでそれに戻してくれ。

 

 

Bluetoothモジュール用のコネクタです。

 

最近(2025年1月)、Shinobi用のBLE5.0の無線モジュールが発売したようですが、
レートが終わっているせいで、日本に発送すると1万コースです。

 

ちなみにShinobi本体とセットだと4万を超えます。
そうなってくるとHHKB Studioが買えるので...

 

 

命となるトラックポイント部です。

これに2万近く払っているわけなので。

わざわざ先ほど紹介したキーたちを、トラックポイント周囲に使用したのは理由があります。

Deep Seaだと、トラックポイント台座と干渉するからです。

 

 

トラックポイント台座は、LED部の窪みに食い込む形状となっているのですが、

Deep SeaはLEDを拡散するパーツがついているためか、窪みがないのです。

赤マジックで塗った部分が物理干渉します。

他のスイッチも同様、窪みがない場合は、干渉するので、
その部分だけ確認してからスイッチを購入した方がよいでしょう。

 

HotSwapの相性に関しては、紹介した5種類のキーでは硬いものもありますが、
抜けない等はひとまずなかったです。
 

慣れない方は、はめる際に数キーは足をまげてしまうので、キーは多めに買いましょう。

配送時から曲がってしまっているキーや、反応しないキーが混じっている場合もあります。

 

Shinobiは、JISなら96キー必要です。

予備も含め、最低100キーは用意しましょう。

 

 

HotSwapといえど、工具は必須です。

真っ直ぐ引き抜けるまともな工具を買いましょう。

安いキャップ外しと一体の工具を買ったので、
うまく爪を押せず、ぐにぐに外してたら「←」キーが死にました。

 

HotSwapのソケットが死んだのでしょう。

 

 

なお、TEX shinobi Web Configuratorで、FNと左Ctrlを入れ替えたり、
マクロを設定したりできます。

 

どうも、フラッシュメモリーが積まれていて、そのROMデータを書き換えることで
キーマップの書き換えを実現しているようです.

 

なお、使用した感想は7段キーにはなれないです。

Fキーと無変換/変換キーがあるJIS配列でないと困るので、
HKKB StudioやShuraではなく、Shinobiにしたのですが、

 

現行ThinkPadとも一般のキーボードともDeleteキーやPrintScreenキーなどの配置が全然異なりますし、

音量キーが独立しているのは助かりますが、Fn+F1,F2,F3で音量操作に慣れてしまっているので、

正直そのあたりは慣れるまで使いにくいなという感じです。

 

左端Fnに慣れた人間からすれば、純正が左端Ctrlなのもウザいです。

 

まあそこを否定すると、製品のコンセプトを否定することになるので
私が悪いのですが。

 

要は現行ThinkPad配列のメカニカルキーボードを出せやコラ
出してください。ということです。