ダイエットが上手く行かない理由を学び始め

短期的な食欲の問題

脳の報酬系を満たすために食事を摂るのが習慣になるとかなりヤバい

長期的な食欲の問題

肥満と深く関わるレプチン抵抗性

がある事は学びました。

グレリン、レプチンってなんぞや?

短期的な食欲調整ホルモンである「グレリン」や消化器官が分泌するホルモン。

長期的な食欲調整ホルモンである「レプチン」。

本来、人間には食欲を抑制する機能が備わっています。

しかし寝不足がこれらのホルモンに悪影響を与え、食欲を高める事が分かって来たそうです。

睡眠時間と食欲に関係性はあった!

2004年スタンフォード大学で行われた、睡眠と食欲の実験では、睡眠時間が短いほど、グレリンが増え(短期食欲が増し)レプチンが減少(長期食欲を抑制する効果が下がる)することが分かったそうです。

この実験では睡眠時間が短い人ほど、肥満になる可能性が高いと言う結果になりました。

しかし、その後も様々な研究結果があり、睡眠と食欲の因果関係は断定できない状況だったそうです。

2020年に重要な実験結果が発表されました。

上海交通大学が発表した、信憑性の高い実験結果があります。

被験者は2250名、男性1285名、女性965名。

年齢は20代~60代だったそうです。

睡眠時間の定義は5時間未満を「睡眠不足」

7時間未満を「短い睡眠時間」としました。

2250名のうち883名が短い睡眠時間、そのうち366名が睡眠不足だったそうです。

研究のテーマは睡眠不足がグレリン(短期食欲を刺激するホルモン)とレプチン(長期食欲を抑制するホルモン)に及ぼす影響です。

サブグループの解析として肥満度や年齢の影響も解析したそうです。

つまり純粋に睡眠と食欲に影響するホルモンの関連性の実験データを取ったと言う事になります。

その結果です。

実験の結果をまとめると

短い睡眠時間の群

グレリンの分泌が増加(短期的な食欲が増加した)

レプチンの分泌には変化なし(長期的な食欲には影響なし)

睡眠不足の群

グレリンの分泌が増加(短期的な食欲が増加した)

レプチンの分泌が減少(長期的な食欲が増した)

グレリンは空腹感を伝えるホルモン、レプチンは満足感を与えるホルモンです。

結果として分かった事

寝不足の生活を送っていると、目先の食欲は増し、脂肪が体についても体は満足せず食欲が減らない。

と言う事ですね。
 

今日分かったこと

睡眠不足は目先の食欲が増すだけでなく、本来人間がもっている食欲を抑えるホルモンであるレプチンの分泌まで抑えてしまう。

ほんと寝不足はダメっすね。

いや~耳が痛い^^;

今日のダイエット実践

デジタル体重計に乗る

正しい知識のインプット

自転車を強く漕ぐ(足の筋力アップ)

間食を控えめに

お腹が減った時のおやつをするめにした。

蛋白質の高い食品は満腹感が持続します。そして顎を使うのでとても良い。

かる~くボルダリング