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リスタート

いよいよ、日付的には明日9月3日
僕らの3枚目のシングル「リスタート」が発売となります。

つまり今日はフラゲ日!
並べて頂いてるお店もあると思います。
毎回リリース前は本当にそわそわする。。

東京スカーレットのオープニングテーマということで、
テレビとか、ラジオとか、はたまたライブで
みんな耳にしてくれてると思いますが、
これまでのwacciにはない感じの、疾走感溢れるロックテイストな曲だと思います。

wacciらしさを残しつつ、
アグレッシブにこういう曲をやるにはどうすればいいか?
そこを何度も話し合いながら作っていったような作品です。

これまでよりシンプルで、わかりやすいからこそ
そこを咀嚼して自分たちの曲にしていくことが
僕らにとっては挑戦でした。

けいじくんが持ってきた曲のイメージと
メンバーそれぞれのプレイスタイルと考え方
プロデューサーIkomanさん・ディレクターの技術とセンス
スタッフのサポート
みんなで力を合わせて出来た一曲です。


そんな曲にのせた歌詞のテーマは
「僕らにしか歌えない応援歌」です。

僕個人的には15の時に路上で歌い始めて以来、
ずっと音楽をやってきてて。

音楽やめようと思ったこと、何度もあります。
やればやるほど、すごい人がたくさんいるし、
なんて向いてないんだろうと自分に飽き飽きしたこともあるし。
こんな思いまでしてやる必要ほんとにあるのか?とか
何度も思った。

個人的には2度脱サラをしているし
今とは違う道をまっすぐに進もうとしたこともちろんあります。


それでもずっと捨てられなかったものがあって。

それは音楽への想いとかそんなかっこいいものじゃないかもしれない。
もしかしたらただ歌いたかったとか
唯一、ほんのちょっとだけ人に褒めてもらえるものが音楽しかなかったとか
音楽やってる自分が一番好きだったとか

そういうやつの延長上なのかもしれないけど、
音楽でしか叶えられない夢みたいなものを、たぶん捨てられなかったんだと思います。


他にも、元SEがいたり
みんな大好き元ラーメン屋の店長がいたりね(笑)
同じように捨てられず抱えてた人達が20代後半に出会って
一つのバンドをもう一度全力でやってみようって決めて
そこからただひたすら前だけ向いてやってきた。

僕たちはまさに
「リスタート」してきたバンドだと思っています。


応援歌って難しい。一番難しいと思う。
そもそも応援出来る身分なのか僕らはと(笑)思ったりもするし。

だからこそ、応援歌と名のつくものだけは
何より正直でなくちゃいけないと思っています。

誠心誠意自分と向き合って、それで出てきた言葉は
例えそれが誰かから見たら「よくあるフレーズ」と思うかもしれないものでも
きっと伝わる。そう信じています。

この「リスタート」という曲は、
僕らだからこそ歌える、
wacciだからこそ自信を持って届けていくことが出来る
大切な応援歌です。


そんな曲に
きっと色んな絵を、景色を浮かべてもらえると信じて、
昔から僕らが大事にしてきた部分をふんだんに盛り込んだ曲「さかな」と
とびきりの恋愛物語「二度目の出会い」を添えて
3曲入りの渾身のシングル。


みんなにとっても、僕らにとっても
共に歩いていけるような
加えて今回は、背中を押せるような
そんな1枚となってほしいなと思います。


日付変わって本日フラゲ日。
wacci 3rd single「リスタート」
どうぞよろしくお願いします。




はしぐち