引越作業中・・・過去ログです。
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チュイース!
富士山清掃の第二部をアップします。
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おや?
土の中から一升瓶の口が見えていたので
大根のように引っこ抜く・・・んっ!
その引っこ抜いた穴の底にまた瓶が見えるゾ!
ちょっと土を掘ってみたら・・・一升瓶が数えきれないほど
出るわ出るわの大漁宴!(驚き其の四)
もしや?と思い溜まった落ち葉をかき分けると・・・
トタンやプラスチックの波状の建築資材を大量に発見!
恐る恐る溜まった落ち葉&土をどかし、
その建築資材を撤去すると・・・そこには大量という言葉だけでは
表せないほどのゴミごみゴミごみゴミごみゴミごみゴミごみゴミ
ごみゴミごみゴミごみゴミごみゴミごみゴミごみゴミごみゴミ
ごみ ゴミ GOMI!!(驚き其の伍)

哀れかな。ミッキーもゴミの中で斬首の刑。
これは確信犯!
ポイ捨てとは明らかに違う。
何故なら車道から現場は距離はないが
木々が邪魔して投げただけでは届かないし
なんと言っても穴を掘ってゴミを埋め、
そこにフタをして土をかけている。
200人以上の参加者達は一斉に落ち葉&土をどかし
ゴミを掘り出す。そこからは宝のひとつも出やしない。
出てくるゴミのほとんどが産業廃棄物。

集められたゴミの山。
そう!不法投棄された産業廃棄物が富士山の
青木ヶ原の樹海には何十トン何百トンいや何千トンあるのかも。
今回、オイラたちが拾った?掘り出した?
ゴミ達はおよそ40年から30年くらい前の
不法投棄ゴミらしい。
確かに良く観察すると、デザインなども古いし
一斗缶などは朽ちている。ビニールすらも
粉々になりつつあり、完全収集は難しくなっている。
掘っても掘っても出てくるゴミを相手に悪戦苦闘していると
ピィーと笛の合図。「本日はここまでで終了とします」
えっ!だってまだゴミ拾いきれてないじゃん?
と不思議に思ったのもつかの間、振り返るとそこには
ゴミ袋の山・・・というよりもゴミ袋の道ができている。
「ここからが一番きつい作業です!」とスタッフさん。
この無数のゴミ袋を人海戦術(バケツリレー方式/驚き其の六)で
トラックが収集できる車道まで運び出さなくてはいけないのだ!
これが一番時間がかかる。

人海戦術中。GSと明記されたバッテリーの産廃。
みんなで力を合わせたが・・・結果、
全てのゴミを林の中から運び出す事ができないままタイムアップ。
そのまま「もりの学校」に戻り野口健さんとの報告会に
内容は移っていったのだった。

富士山クラブでの活動の中で、拾い集めたゴミを現場に
置き去りにしてしまったのは過去に一度しかなく、
そのときは今回ほどの参加人数がいなかったらしい。
200人以上いたのにもかかわらず置き去りにしていまって
非常に残念でした。とスタッフの方の説明を受けた。
もちろんその後、置き去りにされたゴミは富士山クラブの
精鋭メンバーと後に参加した一般の方によって
運び出されたようです。
そして、どのくらいの量があったというと・・・
3tトラックが4台分。単純に12tってことか!?
しかも車道に運び出せただけの話しだから・・・。
全部合わせたら・・・恐ろしい。(驚き其の七)

3台目が到着。これからスタッフが時間をかけて分別します。
富士山クラブの活動でもトップクラスの成果だったという。
そして参加者の多くは環境について考えさせられ、
6,000円という金額は決して高くない授業料だと
口々にしていたのが印象的だった。(やっぱり高いと思うオイラは変か?笑!)
高度経済成長。
裕福さを求め好景気に酔いしれた時代。
日本が一番元気だった時代。
全ての国民が前だけを見ていた時代。
その裏側。
オイラも世代的にはその恩恵を受けている。
幼少時代とはいえ、経済成長真っ只中で
ぬくぬくと育っていたはずだ。
ゴミはゴミ箱に・・・十代の頃は全く気にせず、
街=ゴミ箱くらいの勢いでポイ捨てしてた。
環境なんて考えてもいなかったし、
世の中もそんな風潮だったような気がする。
19歳の夏。
ライフガードの友達と訪れた「小笠原」が転機だったね。確実に。
以来18年間、できるとき、拾える時はゴミを拾う。
今は「楽しく拾う!」こと。
ゴミ拾い(ビーチコーミング)はアウトドアな遊びなんだよね。
ってことで本日の格言!(こんなコーナーあったか?笑)
・三十路過ぎたらゴミ拾え!
・ゴミ拾いはアウトドアなレジャーだ!
・若いうちに小笠原に行け!
以上!お付き合いありがとうございました。
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