【2020、本33冊目】記憶 | それ行け・わっくん。

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記憶


著:松井常松




インタビュー形式で進んでいきます。


「孤高の男」感が強い松井常松さん。


やはりBOOWYのヒーローは

言っても氷室さんと布袋さんなわけで。

その2人を1番近くで見ていた松井常松さん。



ベースプレイと同様に、

冷静かつ熱く、言葉に無駄がなく、

予測で語ることをあまりしない人。


インタビュアーも氷室、布袋の所謂「フロントマン」の話を聞きたいのは当然と言えば当然なんだけど、

そういった質問に対して

「それは本人にしか分からない」

と言った返答がすごく多い。

これは彼なりの、彼らに対する愛情だと思う。


言葉を濁すこともないく

分かる・覚えている話はしっかりとし、

曖昧な記憶に対しては

はっきりそう伝える彼の実直さが

読んでいてとても心地よかった。



BOOWY解散後も氷室さんとは

よく遊んでた時期があったみたいで

酒を飲まない氷室さんと

昼間にコーラ飲んで話したり、

2人で1日中バス釣りしてる話とか微笑ましかった。




ずっと日の目を浴び続けている人、トップに居座る人の話より、

一歩後ろで全体を見ている人の話の方が自分にも合っていて、面白い。

(もちろん松井さんは大スターだけどね!)


いやーこれは良い本だった!

BOOWYファンでまだ読んでいない方はぜひ。


最後の最後にBOOWYについて改めて語ってます。

涙ものだなこりゃ。