2015、18冊目「書店ガール4」 | それ行け・わっくん。

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書店ガール4

著:碧野圭

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2015.5.22 文庫書き下ろし作品。


まず書いておかねばならないのが、、、

作者のあおのけい

名前から男だと勝手に思っていて

(よくもまぁ女性ならではの繊細な心理描写をここまで巧く書けるもんだ!)

と感心していたら、女性でした。はい。。





今までの中心人物 西岡理子と小幡亜紀は今回あまり出てきません。

今回は理子が店長をしている新興堂書店でバイトしている大学生の高梨愛菜、

その近くの駅中の本屋で働いてる宮崎彩香という若者2人を中心に話が進んでいきます。




将来の不安、夢、自分の可能性、やりたい事と現実のギャップ、そして就活。

いやー、今回も間違いなく面白かった。

若者達が将来に抱く不安感がとてもリアルに、

かといって押し付けがましくなく書かれていて

ほんと青野圭の「バランス感覚」は素晴らしいと思う。




終わり方も毎度ほっこり。4シリーズハズレなし! お見事です。

☆☆☆☆