「虹果て村の秘密」
著:有栖川有栖
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推理小説家を目指す少年と、刑事を目指す少女。
この2人が訪れた虹果て村で殺人事件が。
道は土砂崩れの為遮断され、犯人は村の中に。
小学生2人が事件の真相に迫ってゆく。
この作家の作品は今まで何冊か読んでいて、
超正統派推理小説作家、と認識してて、
しかし、推理小説が好き過ぎる感がたまに鬱陶しくもあったり。
でも決して嫌いではなく、好きな作品はいくつかあるのですが、
今回の作品は面白くなかったなぁ。
普段は分厚い本も読めるんだけど
なんか薄いのを読みたいなぁと本屋をうろうろしていた所にこの作品。
有栖川有栖でこんなに薄いのがあるのかー、と。
しかしそれが仇となったかな?と。
推理小説は文庫でP400位はないとダメなのかなぁ?
(薄くて面白い推理小説があったら是非とも教えて下さい!!)
推理小説の醍醐味の一つである伏線。
読んでるコチラ側としては「騙され待ち」してんだけど
それがあまりなく、最後もう二転三転するのを期待してたのだが…
好きな作家だっただけに残念だったなぁ。
てか、正直不思議。
こんな作品書く人なのかなぁ???
☆