今月も伺いました麻布十番の介護施設です。
今月は、七夕の月ですから、夜空を描いていただきます。
描いていただく前に
大抵母でリハーサルを行います。
これくらいわかるかな?と思っていても
あ~~わからないんだなと手数を減らしたり
選択肢を減らしたりします。
(私にとっては、いい先生です)
母の作品↓
山際の黄色を選んでもらうところから、色は多岐にわたり
空の色を青で2色選んでくださいと言ったのに
緑の選択があったりと
こちらの思惑を軽~く超えてきます。
さらにアクセントカラーに
赤紫か濃いピンク系の色を提案するも
皆さんが選ばれる色は、赤だったり、赤茶だったり。。
塗っていただくと
あら~個性的な素敵な夜空になりました。
色を選ぶたびに
右手にパステルをもって
左手は網ですよ
と言わないと
そのまま描いてしまいます。
今回初めてコットン棒を使用したら
手が汚れずに
力も入ってよかったみたいです。
さらに山並みの色も自由に選んでいただいたので
とても個性的な
素敵な空になりました。
続く朝顔は、2つ描くことは
ハードルが高いと判断して
1つのみ、背景もあえて入れずに描いていただき
「涼風」の文字を選んだ色で描いていただきました。
男性の方の流れるような味のある字に
涼やかな風がながれました。
そして、シャアタイムです。
「こちらの作品はどなたのですか?」
し~~~~ん
今回もこの問答が5回続き
最後のかただけ
「私のです」と言われます。
ただ、口々に
あら私の作品素敵じゃない?
とうれしそうです。
刺激したのは、脳の思考系脳番地と視覚系脳番地かしら
もしかしたら理解系脳番地や記憶系脳番地も刺激しているかもしれない。。
「脳は何歳からでもよみがえる」
杏林大学医学部脳神経外科教授・脳神経外科医 中冨浩文氏著(アチーブメント出版)の書によると
使われない脳の場所は衰えて使い続けている場所は成長するとのことです。
脳のよみがえりを期待して
アートの刺激続けましょう。