都内のホテルに泊まるなんてなかなかないこと。
汐留のパークホテル東京 アーティストルームに泊まりたいなあの希望を母のお誕生日を大義名分に実行しました。
母、93回目のお誕生日です。
このホテルに、泊まっている方は、ほぼ外国の方。
素敵なアートのホテルです。
泊まったお部屋は、池平撤兵さんの手がけたお部屋。
カーテンを開けると
都会の夜景が広がりました。
34階の部屋から見る摩天楼です。
この部屋の天井の絵のお手伝いを6月にしました。
この辺から、母をシートに出して自分も楽しむことを実行し始めたところです。
その部屋をどうしても母に見てほしくて
お誕生日の思い出として連れていくことにしました。
実に1年半ぶりに乗る電車に乗って、主人の協力のもと汐留まで。
光にともされるお部屋は、森の中のよう
ベットの上から鏡を見ると
トナカイとヒョウがちょうど見えます。
ちょっとしたところに小動物がいて
発見するのも楽しいです。
このお部屋が心地いいのは
私の好きなブルーグリーンだから、
細かいところの色合いの妙を見つけてうれしくなります。
寝ながら見上げる天井は、もはやどれが自分のかいたものかわからなくなるくらい
しっくりとなじんでいます。
さあ、お風呂に入って寝ましょうのあたりから
いつものように少しおかしくなります。
あ~この人が認知症だと忘れていた。。。。
パジャマでない寝巻に私の部屋に帰るといいドアを開ける。
私の部屋はあちらにあると言い張るのをなだめて
寝かしました。
昔、認知症を発症していた義母と旅行に行ったときに
夜中に部屋の外に出てしまい、オートロックのため
戻れなくなり
ホテルのフロントとうろうろしているときに
連れられて帰った来たことを思い出しました(夜中でした)
どうしよう。。。。
心配になり、スマホのひもを外してとりあえずあかないように工夫しして早めに寝ましたが
気になって1時間おきに目が覚めました。
これが介護生活です。
ゆりかもめ汐留駅からすぐなのも助かりました。
過ごすことができました。
幸せなことです。