尊厳を大切にしたい(認知症) | WABBIT HOUSE

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アートの力であなたに笑顔を

高齢化社会になって

認知症のリスクが、高まった。

そして癌になる確立も高まる。 

高齢者は、癌の進みが遅い?

いやいや

母は、スキルス性進行癌でした。


1/2は癌になる時代

検診していなければ発見できない。


母も胃カメラやバリュームを飲んだことないことを自慢していた。


この先、認知症で癌になる人も増えるだろう

いずれは来るかもしれないそんなときに

ご参考になればと思い書きます。


人には正常性バイヤスというものがあり、2人に1人は癌になると聞いても

自分はならない方の1人とおもうよう。


それに認知症が加味されたらさらに

信じようとしない


ただただ手術が嫌

痛いことをしたくないが

強制退院の、理由


ならばちゃんと説明して納得して入院してもらおう

そう思い、真実を伝え確認したけれど

逆上して

暴力的になっただけ


「痛くないから癌ではありません」

「あんたは嫌なことしか言わない」

「帰る」


入院するも

洋服を着替え

帰ると電話し続けてくる母に根負けして

迎えに行くと


「どこに行ったんだっけ?」に

「デーサービス」


1分後には忘れている。


常々

認知症の人は、訳のわからない人ではなく

たくさんの経験豊かな高齢者

尊厳をもって対面すべきと言ってきた。


それは、絵を観たり絵を描いたり

そのときには当てはまる


でも今回のように

手術するかどうかの判断をすることは無理だと理解し

家族で話し合って

手術をすることを決めた。


それは、外科の先生に

手術をしなかったときの

本人、家族の苦しみを聞いたから


できるだけ苦しくなく、

口からものが食べられるのが

今後の生活のクオリティを上げると信じて

手術にむかわせることにした。


そのためにやったこと

①再手術を依頼(9/24)

②ケアマネジャーを我が家の近くの人に代える(9/25)

(圧迫骨折できていた時お世話になった素晴らしい方)

③我が家の近くのデーサービスに行く

9/30から10/4までの4回


はじめこそ行くことに難色を示していたが

スクラッチアートのおかげで

皆さんの見本になれたと

デーサービスでも感謝され

本人も鼻歌混じりに帰ってきた


アートは、楽しさと心の安定を連れてきた。




楽しく入院までの2週間を過ごしたが

ここから入院するまでに、もう一波乱あった。


ここでもスクラッチアートは、大活躍だった。


またまた続く