人類は、皆兄弟かもと思った瞬間 | WABBIT HOUSE

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26日に行われる母の実家 
本家の奥さんの一周忌に出席するために
京都府綾部市まで出かけました

母の田舎は、遠く、京都から特急で1時間
さらにそこからバスで30分

10:00の法事に出るためには、
当日移動では、まにあいません

前後2泊の京都泊でも
朝、7:30の特急にのります
京都駅ホテルグランビアにしたのは正解

最近母を連れて、法事に行くときは、駅前ホテルにしています

朝早いのに
城之崎行きの特急には、外国の方々が、沢山並んでました



前日にまさかの高熱が出て、行くことが危ぶまれましたが どうしても連れて行きたかったのは、母の生家もなくなるかもしれないからです

本家を守っていた次男が亡くなりその後を守っていた奥さんが、亡くなると田舎の家を守る人はいなくなります

私が子供の頃からほとんど景色の変わらない
過疎化した田舎です


最後のチャンスかもしれない
そんな思いもありました

幸いに、調子は、徐々によくなり
雨の予報が嘘のように晴れ
暖かい日でした

田舎に行くと一人だけ東京に出た母に会いたい人もいて、無理してでも連れてきてよかったと思います

母の兄 95才 から聞く母の実家のルーツ
数年前に教えてもらってまとめましたが
さらにいろいろな親戚の話を聞くと
ルーツが明確になってきます
7人兄弟と思っていた母の兄弟は、
5男5女の10人兄弟
生まれて戸籍も出さず亡くなった子もいて
今よりずっと厳しかったことがわかります

母の兄嫁の法事なので
おばさんのご親戚もいらして
この場でなければ会えない人も

こんな風に人はつながって
枝葉のように広がっていくのかと思ったら
電車で隣に座った人も
回り回ってどこかでつながっているかも
と思ってしまいました

自分の上に形成される沢山の人の繋がり

そして

また下につながっていく繋がり

まさに
ファミリーヒストリー

なんだか遠くを見つめるようなそんな気持ちになりました

施設に入っている母の姉 97才
を筆頭に 95才 88才 86才 74才
現在の兄弟です

こうやって会えただけでも連れてきてよかったです

自分は、どこから来たんだろう
不思議な気持ちです