2024/05/21 | うれしいコトだけ365日

うれしいコトだけ365日

あらし&さとしくん        とともに


最近
遺跡発掘に絡んで事件が起きるっていう
シリーズ化した小説を読んでいまして。

''そういえば
遺跡捏造の大事件があったなぁ〜''
と調べてみたら、その影響は
考古学研究への大打撃、さらに
教科書の記述削除にも波及、
「捏造」のワードは日本中を騒がせ…
ここまでは知ってたけれど
日本の教育環境そのものまで
海外から見下されるというところまで
いったという…
さんざんな事件でした。

最初の捏造の
華々しい反響に酔ってしまったんだろうけど
162もの遺跡に影響したというから
許す余地はないですね。

驚いたのがこのあとです。

このスクープ(新聞)にあやかろうとした
ゴシップ週刊誌が
他の遺跡のことを「捏造疑惑あり」と書き立て、
疑惑を向けられた学者が
抗議の自殺をするという
悲惨な事件があったと知りました。

そもそも学者自身が当初に
疑問がある発見である、と
ちゃんと議論の余地を示していたそうです。
だから

捏造、と書かれて
学術的検証が行われて結果発表もした。
それでもそのゴシップ週刊誌は
さらにしつこく捏造と書き立て…

学者の自殺は
ゴシップ週刊誌の
3回目の捏造疑惑記事が出版された
翌日だったそうです。

何がいいたいって…そうです。
ゴシップ週刊誌の名は文春です。

たしかな証拠もなく
しつこく何度も書き立てる。
相手が行動を起こすと
さらに強気になり書き立てる。

その後、
最高裁で文春は負けたそうですが…


学者の抗議の自殺から23年が経ちましたが
文春は今も同じ手法を使って
巨額の利益を出し
生き残っています。