初製麺 | ラーメンを作る

ラーメンを作る

うまいラーメンを自分で作る。
番外編で、信州上田(地元です…)のあんかけ焼きそばとかもつくりたいなぁ。

製麺機が届いた時の話です。

ちょっとネットで探せば製麺機はたくさん見つかります。

そんな中で、私は切り幅に結構自由度のある商品を選びました。

切り巾たくさん製麺
1mmの厚さで、1mmの切り幅ができるもの。

個人的に好きな極細麺で、醤油スープを合わせたかったからです。

で、商品到着後、説明書を見ると、製麺機は鉄製の部分があるため、水洗いは錆のもとになること、そして最初に使用する前に、製品の各部を洗うために不要な小麦粉で製麺し、圧延、裁断をして洗浄の代わりとしてくれ、とかかれているではないですか。

そこで、冷凍庫で保管していた中力粉を引っ張りだし、加水率30%で製麺を試みました。

材料:小麦粉300g、塩1,8g、水88.2g(かん水は省略)

完全に初の製麺作業。粉に水を入れ、手でかき混ぜて行きますがまったくまとまりません。ボロボロと砕け散ってしまいます。それでも必死にまとめていきますが、ボロボロ。生地をまとめようと力を入れていくそばから、生地が乾燥し、水分量が減っていっているのが感じられます。

うーむ。だめか…。30%はやはり難しいのかなぁt、あきらめかけたのですが、悔しいので強引に製麺機の圧延工程へ投入。最初は、水分量の多少を反映して、まだらっぽく、そして粉っぽかった生地ですが、圧延して、二つ折りしてまた圧延、という作業を何度か繰り返すと、あら不思議、しっとりとした麺帯に仕上がっていくではありませんか!
もちろん、購入したばかりの製麺機なので、真っ白な麺帯の所々にヨゴレがついていますが…。

その後も圧延を何度も繰り返し、表面の水分量のばらつきがなくなってきたところで、カットの作業。これも、カット用の歯を洗う意味合いがあるのですが、するすると綺麗に切れていきます。結果、1mmの極細麺が完成したのでした。残念ながら、洗浄用の麺でしたので、試食はしませんでしたが。

ただ、素手では如何ともしがたい麺でも、製麺機でまとめられるというのは発見でした。

近々、厳選したお取り寄せ小麦で麺をうつ予定ですので、それもレポートします。

また、作業中にも、刻一刻と麺の中の水分は蒸発していくということも肌を持って感じました。

この経験を生かし、次の製麺につなげたいと思います。