二人のお母さんから頂いた才能 | 環の会 -Motherly Network-      育ての親と養子として育った子どもたちからの声

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環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。
※子どもの名前はすべて仮名です。

我が家の息子・夏樹(なつき)は4月で高校2年生に、娘・香帆(かほ)は中学校3年生になります。今回、二人の普段の様子についてお話していきたいと思います。

 

夏樹ですが、相変わらずのサッカー漬けの日々です。幼稚園の年中から始めて11年間、一度も辞めることなく続けています。高校もこだわって選びました。

いわゆるサッカー強豪校は避けて、夏樹のレベルでもレギュラーになれる、そこそこ強くて練習もハードに頑張るサッカー部のある高校に入学できました。

夏樹は練習も一生懸命頑張っているようで、今では一年生の中で一番、顧問の先生に信頼されているようです。勉強も頑張っているようですし、いつもたくさんの友達と出かけていて、高校生活を楽しんでいます(時々、楽しみすぎなんじゃないかと母は思いますが)。

それに、夏樹は健康体以上のスーパー健康体です。コロナにも多分かかっているのだろうけど5年以上風邪気味にすらなっていません。足も速くて体力もあるので、長距離走は学年で一位や二位をいつも取ってきます。

このような素晴らしい体に産んでもらえて本当に幸せだね、産みのお母さんのお蔭だね、とよく話しています。

 

香帆ですが、得意な才能がたくさんあって、ここに書ききれません。足が速くて幼稚園の年少から、短距離は学年一位をキープ。小6のときは市内の50m走で一位を取りました。反射神経や瞬発力が人並外れているようです。

音楽の才能も凄いです。カラオケに一緒に行くと、May J.がよくテレビでやっている「精密採点」の音程をバッチン・バッチン全部当ててきます。

動物や虫の動きのモノマネも得意です。「蜘蛛・鷹・カニ・蛇」何でもリクエストすると真似してくれます。本当に似ているので私は毎回大爆笑です。

今一番頑張っているのが小5から始めたバスケです。身長も162センチ近くになり、背の高さと俊敏性・足の速さを活かしてチームでも活躍しているようです。学校では、楽しい性格で友達をいつも笑わせているそうです。香帆は産みのお母さんに似て、何でも器用にこなす心の優しい子に成長しました。

 

このように我が家の子どもたちは、産みのお母さんから受け継いだ才能を存分に活かして、学校生活を最大限にエンジョイしています。将来はどういった職業に就いて、どんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみです。