仕事をしていると
いつの間にか
朝になってることが増えました
(๑˙灬˙๑)与之助です
朝が早くなりましたね
五時になる前には
鳥のさえずりが聴こえます
さて
引き続き宝石の耐久性について
のんびり語っています
前回までに
普段使いで耐久性は
それほど神経質にならなくても大丈夫
と書いてきました
では
なぜこうまで耐久性を求めてきたかと言えば
目に見えない問題があるのです
特に
普段使いでは
硬度が重要となってきます
というのは
大気中には
目には見えませんが
沢山の塵(ちり)が舞っています
最近はPM2.5など
そうした見えない塵にも
目が向けられていますが
一般的に
問題となる塵の多くは
砂埃といえます
砂埃の中には
石英が含まれることが多いのですが
石英とは宝石で言えば水晶です
硬度は7.0
つまり
目に見えない研磨剤に
いつも研磨されている
と言えるのです
そうなると
モース硬度7.5以上ないと
見えない傷がついて
段々と曇ってきます
そのため
昔の宝石
貴石と呼ばれるものは
モース硬度が
とても高い石が選ばれています
宝飾品に堪えないということで
宝石と呼ばれなかった
経緯もあります
また
耐久性と言いながら
研磨技術が未発達で
劈開や硬度が
研磨を阻害していた点や
宝石が
宝飾品として用いられる
発展した国というのは
荒野や砂漠が広がる
砂埃がものすごい地域が多く
硬度というものが
伝統的に重きを置かれてきました
遊牧民も少なくなく
財産を身に着けて旅をしていたため
なおさらそうなってきました
ただ最近は
研磨技術の発展によって
ドンドンと
新しい石が研磨されていますし
石留め技術も発展してきて
宝飾品に用いられるようになった
ということもあり
(๑˙灬˙๑)だんだんと垣根がなくなってきました
熱にしても
鉱物が変化する温度といえば
人が耐えられませんし
ジュエリーが壊れる衝撃を受けたら
人が壊れます…
こうして考えてみますと
普通に使っていたら
(๑˙灬˙๑)あまり心配しなくても大丈夫そうです
では
実用性を考えた問題はどのようなものがあるのか
それは
(๑˙灬˙๑)次回にしましょう
・・・
頑張って定期更新します
(๑˙灬˙๑)与之助でした