「ジミーの与える心」 | メンタルサポーターKazzのワクワクブログ

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今日は、昨日のブログ「鉄道会社の社長の話」 を読んでくれた方と、


「与える心」の大切さについて話しました。


与えるというテーマで、もう一つ素敵な話をご紹介します^^



結核がまだ死に至る頃の


アメリカの病院のお話です。



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病室には死の宣告を受けた7名の患者が入っていました。


死の宣告を受けみんなは心がすさんでいました。


自分では動くことが出来ない患者の中で、


ジミーだけが唯一窓の外を見ることが出来ました。


窓の外を見えない患者の為に


ジミーは窓から見える光景を


みんなに語り伝えました。



「お~い、みんな、


今日は子供が遠足だよ。


黄色い鞄を下げてる子がいる。


手をつないでる子もいるな。


きっと仲良しなんだな。


あ、蝶々も飛んでるよ~。」




ところがある日


朝起きてみると


ジミーがベッドにいません。




昨晩亡くなったのです。




すると入り口側にいたトムが


「俺をジミーのベッドに移してくれ!」


というのです。




しかし看護婦さんは


顔を曇らせなかなか


言うことを聞いてくれません。




トムがシビレを切らし


声を荒げ怒鳴ります。




仕方なく看護婦さんは


トムを窓際に移しました。




喜んだトムは、


「俺はジミーみたいに


外の景色をみんなに


話してなんてやらないぞ!


自分だけで楽しむんだ。」




そう思って窓の外を見たのでした。




ところが・・・




窓の外に見えるのは


灰色の古ぼけた壁だけだったのです。




その瞬間・・・




トムはジミーの全ての思いが


分かったのです。




ジミーは壁しか見えないのに


みんなの心を励ますために


ありもしない外の景色を


語り聞かせていたのです。




自分の小ささを


心から反省したトムは





「お~いみんな、


今日は花屋さんが通るぜ。


車の中はバラの花でイッパイだ。


甘い香りがするだろうな。」




ジミーに負けないくらい


思いやりを持って


語り聞かせるようになったのでした。


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でも、ジミーがした仕事はすごいですよね。

トムの人生を一瞬に変えてしまいます。

トムはそれまで心がすさんでいました。


きっと、辛い人生だったんでしょうね。


でも、ジミーの「与える心」のおかげで、


トムの人生は最後の最後に大きく変わりました。

人生の最期に「人の心」を取り戻させてあげたんですね。



「与える心」ってすごいね~。



どうしても自分のことばかり考えてしまいがちですが、



人の幸せを願えるような人間に成長したいですね~^^


この話は、下の本に載ってました^^


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