基準は「ちゃんと腐るもの」
そこを基準にすると自然と食品添加物の摂取量は激減します。
でも全くのゼロにするのはむつかしい。
やろうと思えばできひんこともないけど、
今の我が家の生活環境では、
身体は健康になりそうやけど財布が不健康になる。
せやから続けられるところは目一杯頑張るけど、
無理っぽいところは目を瞑る。
広く浅く頑張ってみんな中途半端になるより、
これはいけてるねんってゆえるものを増やしていく作戦。
全てを手作りしたらそんなん考えんでもいけるんやろけど、
手作りできひんものは買いに行く。
なるべく餅は餅屋的に、
野菜は八百屋さん、お肉はお肉屋さん、
パンはパン屋さん、お饅頭はお饅頭屋さんに買いに行く。
「これは無農薬ですか?」とか、
「添加物使ってますか?」なんてことは、
知りたいとこやけど尋ねません。
やらしいやん。
そこは自分で見て選ぶ。
その力をつける訓練でもあるやん。
選ぶ基準は「ちゃんと腐るもの」
うかっとしたらカビが生えちゃうパンとか、
次の日には固くなってまう大福餅とかね。
でも営業中に行けないという時間的な理由で妥協せざるを得ない事もある。
それがお豆腐。
めっきり少なくなってしまったお豆腐屋さん。
少ない中からここと決めたお豆腐屋さんはあるけれど、
ほぼ行けてない。
しゃあないからスーパーで買うてる。
せやからお豆腐屋さんではお水の中で泳いでるけど、
スーパーでちゃんとピチッとパックされたやつを買う。
割にお豆腐はよく食べるんで、
使う予定が具体的でなくてもついでに買っといて冷蔵庫へ。
色々買ってみて味と値段のバランスが気に入って、
他のお買い得品があっても惑わされずにいっつも同んなじ木綿豆腐を買うてる。
お正月5日の話。
初ごっつぉとゆうことで「スキヤキ」
お豆腐は買うてあった木綿豆腐で妥協しようと、
焼き豆腐は買わずに帰った。
冷蔵庫のお豆腐の消費期限は1月3日。
基本我が家は消費期限は目安として、
目と鼻と口で最終判断する。
賞味期限も同じでこっちはさらに判断基準が甘い。
気持ちの問題やと思てる、笑。
スーパーで買ったパック入りのお豆腐なんで、
消費期限は切れとるけどたったの二日。
「こんなん切れてるうちに入らん」と、
全くの無防備でパックを開けた。
「どろりん」
水が糸を引いた。
鼻を近づけると酸い〜。
「おわぁ〜っ!!!腐っとる〜っ!!!」
これは悲鳴やけど、
悲鳴は悲鳴でもうれしい悲鳴。
驚いた。
「これは当たりやっ!!!!!」
腐ったことを発表して誤解と迷惑をかけたらアカンので、
一応製造者は伏せとこう。
1丁88円也。
大当たり〜っ!!!
そもそもの消費期限の設定はどうなん?
いつ買うたん?とゆう問題はありますが、
これは陳列された他のお豆腐とほぼ同じ条件やから目を瞑る。
ともかく未開封で腐った。
久しぶりにパック入りお豆腐で腐るやつに出会いました。
お豆腐屋さんに行けん時はこれ決定です。
これを買うてるスーパーは、
お揚げさんや厚揚げも地元のメーカーさんのんで絶品の旨さ。
すぐに食べちゃうんで腐るかどうかはまだ未確認ですが…。
豆絡みはこのスーパーに買いに来る確定となったお話でした。