燃料コックが完全・安全になって、

昼飯前にひとっ走りしようかと思ってたら

オーバーフローが止まらない! ドバドバ~

 

呆然自失!

レストア終了で走り出したころにも

少しの燃料の滲みはあったが、

これほどの漏れでは無かったのです。

 

とりあえずこの日はすべて中止して

昼食を済ませて脳内作戦会議

たぶん?激安キットのフロートバルブがダメかなと

新品・純正フロートバルブを注文しました。

 

3日後、

購入した純正フロートバルブ到着!

送料税込みで1,322円 小さいのにちょっと高いですが、

これじゃないと後で泣くことになるからね!

現に泣いている、トホホ・・・

 

フロートバルブが入荷した所で

キャブレター整備を開始しました。

 

吸気マニホールドからキャブを外し

キャブレターを横にひねってフロートチャンバーを取り去り

 

フロート外して観察

 

薄っぺらな激安フロート、

これじゃフロートが小さすぎて浮力が足りないから

使うのはやめて1984年のC50のを付けてました。

 

形状がぜんぜん違う、

新品だから激安キットのフロートバルブを使ってたけど

たったの200km走っただけで先端が変な感じです。

 

ガソリンの落ち口ホールにバルブを入れて比較、

激安キットのバルブは、激安フロート用に作られたモノなのか?

構造が違いますね、

 

ここら辺の部品は、すべて純正品に戻すことにしました。

ガソリン落ち口のホール、バルブの当たり面、

 

キャブ全体をサンポールで洗ったままだったので、

ここの当たり面が荒れていたかも??です。

 

フロートバルブの納まるホールのバルブ当たり面を

コンパウンドを付けた綿棒でやさしく掃除しました。

 

実は、100kmの慣らし試運転中

高回転域で風邪引いたような詰まりが感じられました。

ということで、

(右)#88を付けていたが、元の純正(左の)#85に

 

200km走った激安ジェットニードルを純正と比較

(アルミ製の白いのが激安キットの部品です。)

微妙に太さの変化が違うような??

 

これも、元の純正ニードルにもどす。

(クリップは5段の真ん中へ)

 

ニードルジェットもジェットホルダーも

激安キット品にしてましたが、

 

ニードル・ニードルジェット・ニードルジェットホルダーを

組み合わせのセット品と考えて、

セットで元付いてた部品に戻すことにします。

 

部品代ケチってしまって失敗ですなー

PZ19用中華キャブレターキットはサンザンなものでした。

 

ただ Oリング類は、

以前良く噂に聴いた、ガソリン負けのフヤケも無く

100km走行後でも弾力もツヤも良好でした。

 

Oリング類ゴム部品は、そのままキット品を組みつけ

今後も経過観察することとしました。

 

修理完了後、すぐさま試運転走行~

とりあえず異常なし、

高回転域もスムーズに回るようになりました。

古くなっても純正部品サイコー!

 

純正の排気量には、純正のキャブ部品がイチバンようで

解っているのに激安を試して

とんだ遠回りをしてしまいましたね、

最中マフラーの排気音快調です。

 

このまま良好が続くことを、切に祈ります。