先日の真冬の夏日での作業です。
暖冬ですねー、
その上この日は夏日になるって天気予報が、
レストア作業には助かりますが、
寒さに慣れたカラダには、とってもキツイです。
塗装前に、
寒中のあいだに補修したところの説明です。
寒い中ちょこちょこやって、
粘土タイプの2材練り硬化パテを、捻じ込んでふっくら盛って
固まったあとを平らに削って
刷毛塗りのシリコン系塗料を塗って仕上げました。
( 塗りムラは後日修正、)
完全に削り込むと、はねた地金が出ちゃうので、
ひと皮高く残してあります。
( 解体当時のリヤフェンダー内側 )
真ん中通るこのレール状の突起なんですが、
前方の燃料タンクスペースまで続いてるので
よくカスタム車の配線通しに使われるとか?聴きます。
今回ワタシも
リヤ周りの配線をここに通してみようと掃除してみたんですが、
突っついてたらこんなに錆や砂が出てきましたよ!
表の錆穴も、ここから入った汚れが原因だったかも?ですね、
さすが平成元年車!
辿った36年の年月の、とんでもない風雪を感じました。
リヤウィンカーとテールランプの配線を
ここに通してみようと計画してたんですが、
これだけの錆を産む場所なんでヤメときました。
レール内にアンダーコートスプレーを吹いて
出口を2材練り硬化パテで埋めて、
このあと黒塗料塗って完了~
これでもう錆びは出ないと思います。
それと 我が Sam,Factory 恒例の改造
スイングアームのダンパー用に
穴明けしました!
小穴を開けてから、通しを見て8mmまで拡大
ワタシ的には4台目のトライになるのですが、
内側の既設穴に合わせて一直線に通すのが難しくて
毎回苦戦してます。
45mmのボルトを仮付け、
だいたい一直線かな?
フレーム全体の塗装色をどうするか?ずっと考えてたんですが、
水垢汚れを研磨スポンジで擦り洗いしていたら
茶色い汚れがみるみるうちに落ちて
どんどんキレイになってゆきまして、
このブルーメタリックがだんだん良い色に見えてきました。
この色を活かしてみようかとホムセン巡りして
安い水性スプレー缶ですが、(茶碗で温めてます)
マットクリアーというのに出会いました!
はじめてのつや消しクリアーですが、
さて?どうなるか??これ塗ってみます。
( 後記:下塗りにミッチャクロンスプレー吹きました )
スプレーした時はツヤ有ピカピカのクリアーなんですが、
硬化するとこれが艶消し仕上げとなります。
最近流行りのマット仕上げです。
タッチアップの各所の黒塗りも、
これはこれでヤレ感ありで、よろしいんではないかと!
この色にマット仕上げは、意外といいんじゃないですかね!
ハンドル塗ったらピカピカが~ 乾くと艶消しです。
仕舞う所が無いんで車庫内に吊るしたスイングアーム、
これも塗ったんですが、
下地処理していて振ったら サラサラ音がして
リヤシャフトの付くこの穴から錆び粉がたくさん出てきた!
穴を拡げて、振って! 叩いて! 突っついて!
何度もひっくり返して続けてたら~
こんなに出たー、赤錆~
こちら、前方側の穴からも出た~~~
肉薄になって、どこかで折れるんじゃないかな?心配、
この錆び抜き作業で1時間以上も時間を費やしましたよ!
あとで錆び止め塗料でも流し込まないとね、
ハンドルポスト周りの部材は、黒の刷毛塗りです。
( ブレ画像でスイマセン、)
メインスタンドとサイドスタンドも黒の刷毛塗りです。
まだ仕上げなきゃならん部材もたくさんあるところで
マットクリアーひと缶終わりました!
この日はこれで終了です・・・
2月とは思えないほど まさかの暑さで、
乾燥も早い早い!
久々の奮闘で疲れました。
見た目ですが仕上り具合は良好なんで
買い足して、また暖かい日にもうひと塗りしたいですね!