毎年、5,6回訪問している能登半島の珠洲市のある食事処の「つばき茶屋」
テレビやインスタの告知でお店の再開を知りセローで走ってみた。
写真は軍艦島とも呼ばれている見附島 軍艦の面影なくなってしまった。
この辺りは地震と津波の両方に襲われたらしい。
Kawasaki Z仲間の実家が津波に流されたことを聞かされました。
いつも立ち寄る風光明媚な木ノ浦海岸。
海岸が隆起してかつての海底が白く浮き出ています。
二三味珈琲焙煎所がありますがこの日はお休みでした。
つばき茶屋へ到着。壊れたような様子はなく以前と同じ佇まい。
若女将の笑顔が出迎えてくれます。
なんでもこの辺りは地盤が固く、かつて原子力発電所予定候補にもなっていたとか。
刺身定食は港高屋港にある女将の夫の船が海底隆起で出せないのでありませんが
若女将が採ったサザエを使ったサザエ丼があります。
サザエは10個以上使ってあるようなのですがこれで1000円とは安すぎ?
売上協力でコーヒーも頂いた。店が混んできたので早々に引き上げた。
この辺りも地盤が隆起したようで隆起した海底が白くなっています。
ところどころこんな風景が・・。
ここの住人は無事だったのでしょうか?
更地になった土地に花が添えられていたところもありました。
#もう能登へきてもいいよ と聞きますがまだまだ復興半ば
解体業者も少なく、宿泊先もないことから倒れたままの家々がいまだに多いです。
寺家上野の浜にある古い船小屋。なんと地震に耐えて無事でした。
印象として隆起したような場所は揺れが少なかったのでは?
能登を応援するつもりで出かけるのはいいことだと思いますが、
この惨状を見ると心が凹みます。
以前ボランティアを金沢市内の避難所で行っていましたが、
入所していたお年寄りはみんな不安でいっぱいでした。
こんなに凄まじい現実だったなんて改めてリアリティを感じました。
ボランティアするなんて大層なことでなくていいです。
何かを買ってあげる、飲食店でご飯を頂く、焙煎コーヒーを買う
わずかなことでも沢山の人が協力していただければそれでいいとおもいます。
そして何よりも未だに倒壊した建物が多く残っていることを忘れないでほしい。
能登のことを忘れないで!