昨年の秋にW1の前後スプロケットを交換した。部品の調達は地元石川県で開催された神子原旧車会のイベントへ来てくれた浜松W1倶楽部会長様より入手いたしました。
その時の交換の記事は⇒こちら
 今回は名古屋から金沢へ走ってみた。
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リアスプロケットのノーマルは42Tですが今回採用したのは40T。
平地では違和感が少ないもののトップギアのまま坂を登ろうとするとやや力不足の症状。
奥美濃の山間部へ行くと更に重々しくなる。
おまけにW1の弾ける排気音までがこもっていい音が出ない。
 
ムムム・・・失敗か  悩む。
 
気を取り直し東海北陸道を走ってみた。
高速道路では効果が発揮できた。
時速90kmでタコメーターが4000回転 振動はあまりない。
時速100kmで4300回転 そろそろ振動が出てきたが以前のノーマル42丁から見るととても楽。
時速120kmでは5000回転付近を針がブレまくり計測不能。
 
今まで高速道路を時速80kmくらいで流していましたが、同じ静かさで時速100kmが実現しました。
それ以上の速度はエンジンやフレームが持つのかどうかの別の心配が頭をよぎるので直線だけなら120kmでもいいかも。
高速道路ではエンジンの回転も高いせいか何の問題もない。
 
再び高速道路を降りて一般道を走る。富山県から金沢方面へと向かう緩い山道を走ってみた。
4速のままではパワーがない。おまけにエンジンがギギギと苦しそうな音を立てる。3速に落としても症状は変わらず。まるでノッキングのよう。
 
そうこうしているうちに金沢の自宅近くへ来たところで馴染みのガソリンスタンドの前でリザーブでエンジン停止。ついでに給油することに。
 
もしやこれはノッキングではと思い、今回はハイオクを入れてみた。なんだか調子が戻ってきた感じ。
 
一旦家に帰り再度近場の山道へ。
先ほどと同じような山間部を走るがまるで問題なし。
四速で2000回転から3000回転へとアクセルを捻ると弾けるW1サウンドが復活
ガソリンをハイオクに変えたら以前より弾けた音になった気がしました。
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 今回のスプロケット交換で通常の時速50kmから60kmの走行でも歯切れの良いW1サウンドが感じ取れました。
高速道路では振動の軽減。
一般道路でも通常走行で弾けた排気音。
 
これで当初の目標は達成と言ってもいいでしょう。
ガソリンがハイオクというのがちょっとお財布に優しくありませんが。